【青山】ステンレス干しかご

こんにちは。FoundMUJI青山です。
 
企画展「養生」には、自然の力をかりて健やかに過ごすヒントがたくさんあります。
生活習慣や食事、心の持ちよう、運動、体の手入れなど日々暮らしている中で気軽に取り入れることができそうなものばかりです。
本日はその中でも、食事に関する道具として新潟県燕三条の「ステンレス干しかご」をご紹介したいと思います。
 
江戸時代の儒学者、貝原益軒は「胃腸が弱い人は、生野菜ではなく干した野菜を取り入れると良い」と「養生訓」に書きました。
天日で干した野菜はうま味が凝縮し生野菜に比べて長期の保存ができ体を冷やしません。
干し野菜は出汁や煮物、味噌汁などいろいろな料理に使えます。
旬の野菜を干して毎日の食事に取り入れやすくする先人の知恵です。

 
〇ステンレス　干しかご
消費税込　3,490円
吊下げ時サイズ　約直径27×高さ30.5㎝
かごの高さ　約6.5㎝
吊下げ可能なポール直径　約2.6㎝

金物の町として有名な新潟県燕三条でつくられています。
ステンレス製なので食材の匂いが移りにくく、清潔に保つことができます。
虫や鳥から中身を守るのにちょうど良く、かつ通気性も確保できる網目を用いて作られていて、二段構造なので食材をたっぷり干すことが可能です。

    △フタをはずした状態


フック部分は同じ工場で作っている物干しハンガーのパーツを使い、風で飛ばされにくい工夫がされています。
チェーン部分は取り外しができるため、食材の出し入れがしやすく、洗って干す時も三分割にできるのでメンテナンスしやすい構造です。
ステンレス製なのでベランダや室内でも干しかごの存在が目立ちすぎず、吊り下げておくことができます。
アウトドアでも活躍してくれそうです。
         

梅雨時期は下半身が冷え、上半身は熱を持つ冷えのぼせの状態になることもあります。
逆に猛暑が続くと冷たい食べ物を多く食べることにより夏バテしてしまうこともあります。
そのように胃腸が弱ってしまった時は、干し野菜をうまく食事に取り入れて体調を整えてみるのも、日本の夏を健やかに過ごすコツのひとつかもしれません。



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