梅雨明けも間近に迫り、雨が上がった束の間に蝉の鳴き声が聞こえてくる今日この頃ですが、いかがお過ごしですか。
夜が白白と明ける頃に竹藪の方からホトトギスの声が聞こえてきて、うとうとしながら学生時代に覚えさせられた百人一首を思い出します…
「ほととぎす鳴きつる方を眺むれば ただ有明の月ぞ残れる」という後徳大寺左大臣が詠んだ一首なのですが、夏の始まりを感じることができる、まさに今の季節に相応しい和歌です。
夏に飛来するホトトギスの初音を聞くことは当時の貴族の流行りだったそうです。
四季の変化をも楽しんでいた昔の人々はとても粋だなとつくづく感じさせられます。
さてさて…鎌倉の街は一年の中で最もビーチサンダルが似合う季節になります。
歩くたびにペタッペタッとする音とあの開放感がたまりませんね!
そしてビールもたまらなく美味しく感じる季節でもあります!
今回のおたよりは冷たいビールによく合う、冷凍うの花を使った一品をご紹介します。
当店では冷凍食品の取り扱いもありますので、ぜひお試しください。
●京風うの花 200g ¥390
うの花を使って簡単にできるシュウマイを作ります。
皮に包まないので気軽に作れますよ。
●材料(約15個分)
京風うの花 100g(解凍したもの袋半分)
豚ひき肉 200g
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
生姜 ひとかけら(みじん切り)
シュウマイの皮 40枚
●調味料
醤油 小さじ1
ごま油 小さじ1
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ1
塩 ひとつまみ
コショウ 少々
●作り方
1.シュウマイの皮を5mm幅にカットして、よくほぐしておく。
2.その他の材料と調味料をボウルの中で粘りが出るまでよく混ぜる。
3.ピンポン玉より少し小さめに丸める。丸めたものにシュウマイの皮を全体に付ける。
4.クッキングシート(数カ所穴を開けておく)を敷いたセイロの中に並べて、沸騰し湯気の立った鍋に乗せて、中火で約15分蒸したら完成です。蒸し時間は出来上がりの様子を見て調節して下さい。
(※セイロは直径27cmのものを使用)
蒸し上がりました!
冷たいビールと一緒にいただきましょう!
うの花が入っているので、お肉の量も減らせてヘルシーですね。
味にコクも出て冷めてもかたくならないのは、うの花のおかげです。
私は日本酒も大好きなのですが、これは冷酒にもぴったりです!
夏に熱々のシュウマイと冷たいお酒の組み合わせはいかがでしょうか、ぜひ作ってみてくださいね。
みなさまの明日が美味しく元気な一日でありますように…。
月曜日のおたより キエ
【MUJIcom ホテルメトロポリタン鎌倉】