こんにちは
先週末のクリスマス、朝起きるなりプレゼントが届いているのを確認した娘は真っ先に玄関へ向かい、玄関のドアを見ながら「サンタさん凄いよ、ちゃんと上の鍵(ラッチ)も締めてっいってくれてるよ。」と感動しておりました。
さてクリスマスが終わり、いよいよ年末年始ですね。
気も引き締めてと言いたいところですが、最後もゆるっと動物図鑑。
3回目となる今回はホッキョクグマを見ていきたいと思います。
ホッキョクグマ
食肉目 裂脚亜目クマ科
北極圏の中でも約60%がカナダに生息
体長 180〜250センチ
体重 メス200〜350キロ、オス400〜600キロ
アザラシ、セイウチ、ジャコウウシ、魚や水鳥、その卵などを食べる
氷上ではなく陸地に留まる7月〜11月の間は体温を下げて体のあらゆる機能を遅くし、エネルギー消費を節約する、いわゆる「冬眠」をしながらも11月に一刻も早く海が凍り、餌のアザラシが獲れる場所まで移動しなければならないため、一つの場所に留まらず移動を続けることから「歩く冬眠」と呼ばれています。
陸地で暮らす約3、4ヶ月間は食料が少なくなるため断食のような状態に。
妊娠中のメスは秋に巣ごもりして出産、翌春まで外に出ないので断食が8ヶ月に及ぶこともあります。
この断食を乗り越えるため、冬の間に出来るだけ多くの脂肪を摂っておく必要があります。
北極圏の氷は地球温暖化によるとみられる気温上昇の影響を受けて厚さが薄くなり、解けるのが早くなっています。
氷上で狩りが出来る期間が縮まると、貯えられる脂肪量も減りホッキョクグマの総個体数は減少してしまうのです。
また、世界各地で発生するダイオキシンやPOPs(残留性有機汚染物質)等の有害化学物質は、はるか遠くの発生源から気流や海流に乗って北極圏へ集まります。
それらをプランクトンが吸収し、魚、アザラシ、ホッキョクグマと食物連鎖の流れで食して体内に取り込まれます。
そうして体内で分解されずに残留した有害化学物質は子どもへと遺伝していき、子グマの免疫を下げて生存率を減少させてしまうそうです。
ホッキョクグマを守ることは北極圏の自然の保全だけでなく、地球全体の自然を守ることにつながると言われています。
文字通りの「歩く冬眠」をしていた私。
今年を振り返って驚いた事は小学校に入学した娘の液状のりと、おりがみの消費量でした。
いつ見ても驚きと嬉しさが込み上げてきます。
皆様はどんな年でしたか。
最後に友情出演と題して我が家のプリントTシャツの生き物達で今年を締め括りたいと思います。
思っていたよりも少なかったので、また家のどこからかカエルやパンダも飛び出してきそうです。
出会いは、こちらのTシャツからでした。
てんとう虫と、いも虫です。
こちらをタイムリーに着ていた子達は今や中高生になられていますね。とても懐かしいのではないでしょうか。
自分が母となってからはプリントの可愛さとインパクトに加えて、素材(本体オーガニックコットン100%)の良さから手に取るようになりました。
5年前の夏、子どもに金魚のプリントTシャツを着せて実家の近くの池へザリガニ釣りに行きました。
夏になっても昔のように彼らを釣る子どもが来ず、他にウシガエルのオタマジャクシしかいない環境。
きっと油断していたのでしょう。
大漁でした。
可愛い生き物達も、ほとんどが絶滅危惧種。
(無印良品キャンプ場で見られる動物や昆虫モチーフのTシャツもございます。)
着て見て学べる
プリントTシャツです。
友情出演のプリントTシャツの柄は申し訳ございませんが、一部を除いて現在販売しておりません。
ご覧頂き、気になられた生き物がありましたら是非その生き物について調べてみてくださいね。
それでは、良いお年を。
月曜日のおたより ウジ
動物図鑑~クオッカ・コアラ編~は
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動物図鑑~2頭のポンヤ編~は
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