皆さん、こんにちは。おゆずり良品・千葉です。
おゆずり良品のおたよりでは、2月27日(土)に開催した第2回あおぞら市での取り組みを紹介しています。
今回は、旧老川小の図書室の蔵書の貸し出しを行った「旧老川小図書館」ブースを紹介します。
2013年に閉校した旧老川小。
その図書室に残されていたたくさんの児童書の中から、事前に大多喜小学校6年生の皆さんや、移動図書館を運営するボランティア団体・33ライブラリーの方に選定してもらったものを、「旧老川小図書館」のブースで貸し出しました。
あおぞら市当日には、木の本棚に並んだ本を、こどもたちが自由に手に取ってお気に入りを探していました。
児童書の寄付も受付け、今回は数十冊の持ち込みがありました。
大多喜町と、地域の皆さんの協力があって実現できた取り組みです。
3月27日(土)に開催する第3回あおぞら市でも、「旧老川小図書館」ブースを設置します。
第3回で借りた本は、4月の第4回あおぞら市に持ってきてください。
引き続き、小学6年生までの児童書の寄付も受付けます。
大多喜小学校6年生の皆さんに選書をしてもらったのには、次のような経緯がありました。
大多喜小学校では、2020年に予定していた修学旅行が中止となってしまいました。
そこで、卒業を控えた6年生の皆さんのために、思い出となる何かができないかと先生から相談があり、2月中旬に旧老川小での校外学習を実施しました。
大多喜小学校の先生と大多喜事務所のスタッフが知り合いだったというご縁と、旧老川小でのワークショップなどの取り組みを先生がご存じだったことから、今回の校外学習実施につながりました。
当日は、竹のスリットドラムづくりのワークショップ、養蜂講習、あおぞら市とおゆずり活動の紹介を行いました。
竹のスリットドラムは、近隣の竹林整備の際に出た竹や、おゆずり活動で回収した古物を材料につくりました。
竹をのこぎりで切るのに苦戦しながらも、楽しんでつくり上げ、できあがったら実際に演奏もしてみました。
おゆずり良品担当者からおゆずり活動やあおぞら市についての説明をしたあと、2月末の「旧老川小図書館」のための選書を手伝ってもらいました。
皆さんのおかげで、冒頭に紹介したような「旧老川小図書館」ブースができあがりました。
ご協力ありがとうございました。
この校外学習の後、大多喜小学校6年生の皆さんからおゆずり良品に手紙が届きました。
「アップサイクルに興味を持った」「地元の魅力を再発見できた」と感想を書いてくれています。
「あおぞら市で人やものと思い出のつながりが増えるといい」「私も参加したい」とうれしい言葉。
担当者としては、おゆずり活動やアップサイクルの話題に興味を持ってもらえるのか、実は心配していました。
この手紙にあるように、小学生の皆さんがこの話を受け止めてくれたこと、興味をもってくれたことが本当にうれしく、感動しました。
これからも、地域の皆さんとのこのようなつながりを大切にしていきます。
おゆずり良品・千葉