クリエイターやつくり手など、年齢・職種を超えたメンバーが、愛着を持って使ってきたものを、その思いとともにサイレントオークションの形式で次に繋いでいくLife in Art Auction。会期終了の9月5日(日)が近づいてきました。
今回もIDÉE TOKYO併設のギャラリーにて展示しているサイレントオークション出品物をご紹介いたします。
*サイレントオークションについて
入札形式のみのオークションです。競りは行わず、入札された方の中で最高額をつけた方が落札者となり、その落札者の方のみに落札のご連絡をさせていただきます。
*入札方法
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IDÉE GALLERY(MAP)
IDÉE TOKYO併設のギャラリーにて出品アイテムの実物をご覧いただけます。
QRコードを読み取ると、リンク先から入札いただけます。
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IDÉE SHOP Online
イデー公式オンラインショップ特設ページより9月5日(日)23:59まで入札いただけます。詳しい入札方法は「ご利用ガイド」をご覧ください。
●Jikonka TOKYO 店主 / 西川弘修氏
「白薩摩平茶碗」
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〇出品物について
京都で知り合いの古道具屋から求めた、古い白薩摩の平茶碗です (18-19世紀)。これから暑くなる季節に夏茶碗として愉しんでもらえたらと思います。
〇出品者について
Jikonkaはうつわ、骨董、服、食品 衣食住にまつわることの一つ一つを丁寧に選び、使うことで暮らしを豊かにする愉しみを提案するギャラリーです。
●SNORK 店主 / 小山泰之氏
「Otto korhonen Vintage Kids Chair (1920's)」
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○出品物について
1920年代頃にオットー コルホネンが手掛けた子供用の椅子です。数年前にフィンランドのコレクターより譲り受けました。そのかわいらしいスケール感と青く塗られ使い込まれた佇まいに引き付けられました。
〇出品者について
SNORK MODERN AND CONTEMPORARY バイヤー。美大では工芸を専攻しスウェーデン留学を経てデザインアーカイブの収集を始める。2015年、主にモダニズム期のフィンランドヴィンテージファニチャーやデザインプロダクトを取扱う SNORK MODERN AND CONTEMPORARY をオープン。
●造形作家 / 古賀充氏
「まる さんかく しかくのレンガ」
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○出品物について
アトリエで見つけた、いろいろなかたちのレンガです。海で拾った、石のようにまるく削られたレンガ。レンガから削り出したさんかく屋根のレンガの家。薄くスライスしたしかくいレンガ。作品のアイデアとなる自然が作り出したもの。作品になる過程のもの。僕にとってはどれも作品になる予感を感じさせてくれるワクワクするものです。暮らしの中で、自由な見立てで楽しんでいただけたら嬉しいです。
〇出品者について
日常に潜む美しさや面白さを、さまざまな手仕事によって作品にし、国内外の展示会にて発表。作品集や絵本も制作する。
●cafe vivement dimanche 店主 / 堀内隆志氏
「ドイツ製ヴィンテージコーヒーミル&スペシャルブレンド」
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○出品物について
ドイツ旅行をした時に一目惚れした鉛筆削りのようなデザインのヴィンテージコーヒーミル。1940年代のものですが、ほとんど未使用の状態で、数回自家焙煎のコーヒーを挽いて楽しみました。コーヒータイムが豊かになるように、このミルに合ったブレンド豆も一緒に。
〇出品者について
1994年鎌倉にカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュをオープン。2010年に自家焙煎をスタート。カフェ業の傍ら、ブラジル音楽関連のCDやラジオ番組の選曲と監修を手がけている。趣味で集めているヴィンテージコーヒーミルは200台以上
●samulo semeno デザイナー / 宮本和昌氏
「ベルベルの銀貨護符ブローチ」
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○出品物について
サハラ砂漠への道すがら手にいれたブローチです。スペインがモロッコを植民地化する際に流通させた大型銀貨を、一部のベルベルはリメイクして護符としていつも身につけていたようです。図柄の判別が難しくなるほど摩耗している様子を眺めるたびに、その歴史を想像し、気持ちが高揚していました。眺めるだけではなく、実際にブローチとして使っていただきたく、「…etR」のレザーオブジェ、古いチェーンメイルを用いて、作品として制作しました。
〇出品者について
古代装身具の存在を知ったことが、きっかけでアクセサリー制作を始める。20代のほとんどを海外を放浪しながら、出土した石やガラスなどの素材を探し集め、アクセサリーとして組み上げる生活を送る。2007年、アクセサリーブランド「samulo」をスタート。2011年、セカンドライン「semeno」をスタート。2015年には、熊本県西原村に「samulo」のshopをオープン。全国各地で個展も行っている。
●IDÉE ディレクター / 大島忠智氏
「Tree of Life / 生命の樹 Aurelio Flores」
○出品物について
メキシコフォークアートを代表する作家、プエブラ州イスーカル デ マタモロスのアウレリオ・フローレス (1901-1986)が、1950〜60年代に製作した「Tree of Life (生命の樹)」。生命の樹とはメキシコの燭台。フローレスの作品にはアレキサンダー・ジラードも魅了され、数多く蒐集していました。
〇出品者について
カフェマネージャー、プレス、商品MDを経て、現在IDÉEのディレクターを担当。また、インタビューウェブマガジン「Lifecycling interview&photo」の企画運営、音楽レーベル「IDEE Records」を主宰。USEN放送の番組「IDEE Records Channel」の監修選曲も行う。
●画家 / 舞木和哉氏
「CRUISER DECK」
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○出品物について
20年前に購入したスケボーのデッキです。現在44歳、のんびり滑る為にクルーザーにカットしました。左右対称ではないですが、トラック、ウィールを履かせて問題なく楽しめます。
〇出品者について
1976年香川県生まれ。イラストを描いたり紙にまつわるデザインを日々制作中。
●D.E.F.COMPANY 代表 / 金子修一氏
「アイルランドで手に入れた手編みのアランニットカーディガン」
*入札はこちら
○出品物について
毎冬ニットの仕入れのためにアイルランドを訪れ、アラン諸島にも渡りながらアランニットの歴史に触れてきました。首都ダブリンにはハンドニットの聖地と謳われる名店があり、国内の熟練のニッターの作品が所狭しと並べられています。これは個人的な収集として集めてきた宝物の中でも独特な編模様が美しい小ぶりなサイズの一枚です。
〇出品者について
暮らしに寄り添う上質なものをテーマに国内外から洋服を中心にクラフトからプロダクトまでをセレクトし、オリジナルブランドも手掛ける。本拠地神戸と東京に直営店 haus と Atelier d'antan を展開するD.E.F.COMPANY 代表。またフィンランドのテキスタイルデザイナー Johanna Gullichsen の日本代理店も務める。
IDÉE TOKYO