イオン天王町

【イオン天王町】横浜の「農」について考えよう!旭区編

横浜蒟蒻

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2023/11/06

こんにちは。
秋らしいお天気が続いています。朝晩は冷えるようになりおでんがおいしい季節になってきましたね。


今日は、おでんの具としても定番の『蒟蒻』を通して横浜の農についてレポートします。
本日の舞台は旭区。相鉄線鶴ヶ峰駅のすぐ近くには、保土ヶ谷区でもおなじみの帷子川が流れており、緑道が整備されています。
水の透明感が自然の豊かさを教えてくれるようです。

 
帷子川1
 
帷子川2

 
帷子川3


お話を伺ったのは、横浜市旭区の藤又農産の藤又さまです。
 
藤又さん

2018年に就農され、一般的なお野菜に加え、蒟蒻芋を栽培し『横浜蒟蒻』として毎年冬に販売されています。
藤又農産さまは旭区内に13ヶ所の畑を構え、今後緑区にも展開予定だそうです。



●どのくらいの種類を作って、どんなところに卸していますか?
「近隣のJAやスーパー、給食、一部飲食店に卸しています。
栽培品目は約30品目。9割が一般的なお野菜で、1割が蒟蒻いもという感じです。」

●藤又農産さまがこだわっていることや特長は?
「土づくりにはこだわっているのと、旬のものをつくることです。もちろんハウス栽培もいいのですが、旬の野菜を新鮮なうちに地元の人に食べてもらいたいなという思いがありますね。
蒟蒻については、横浜市内で蒟蒻芋を栽培して、さらに加工品として出している農家は他にいないんじゃないかなと思います。うれしいことに地元メディアなどからの取材も多くいただいています。
蒟蒻芋から蒟蒻にする工程は群馬の工場にお願いしています。藤又農産のものは粉末から作る量産タイプではなく、生蒟蒻です。味もしみやすく個人的にも非常においしいと思っています。」
↓こちらが蒟蒻芋です!みたことありましたか?
 
蒟蒻いも


●横浜蒟蒻が店頭に出るのはいつごろでしょうか?
「11月から翌春3.4月くらいまでです。もうすぐですね。市内のハマッ子に並ぶ予定です。」

●野菜作り以外ではどんな活動をされていますか?
「近隣のこどもたちの収穫体験の受け入れをしています。声をかけていただいて受け入れていますが、こちらも一緒にしていて楽しいです。
横浜市旭区は人口減少しているんです。地元の横浜市、もっと言えば旭区に根付いて地域を盛り上げていけたらいいなと思っています。」
 
さといも
 
玉ねぎ
 
作業車


いかがでしたか?
横浜市民でも横浜蒟蒻をしらなかったという方、多いのではないでしょうか。
横浜市は、自然と生産と消費が密接しています。是非、地域でとれたものを地域で消費するきっかけとして、横浜蒟蒻に注目してみてくださいね。