1月7日(土)は、一年の最初の節句である人日(じんじつ)の節句。七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願う日です。青果売場でも春の七草が入ったセットを販売していますよ。
大分県産 『七草』 1袋 消費税込598円
現代の七草粥の文化は、中国が唐の時代に行われていた、1月7日に7種類の若菜を入れた汁ものを食べることで無病息災を願う『七種菜羹(しちしゅさいこう)』と、もともと日本で行われていた一年の初めに若菜を摘んで食べることで生命力をいただく『若菜摘み』のふたつが由来とも言われています。
では、この七草の種類は皆さんご存じですか?
「せり、なずな ごぎょう、はこべら ほとけのざ すずな、すずしろ、これぞ七草」のリズムに合わせて覚えた方も多いのではないでしょうか。
これらの七草は一つひとつに意味が込められています。
・せり “競り勝つ”
・なずな “撫でて汚れをはらう”
・ごぎょう “仏の体”
・はこべら “繁栄がはびこる”
・ほとけのざ “仏の安座”
・すずな “神を呼ぶ鈴”
・すずしろ “汚れのない純白”
これだけ見るとあまり私たちに馴染みのない食べもののように思えますが、実はすずなとすずしろは私たちがよく食べている野菜なんですよ。
神を呼ぶ鈴の意味合いがあるすずなは、かぶのこと。真っ白で丸々とした身はまさに鈴のようです。
では、純白の意味があるすずしろはというと、おでんや煮物で食べると味が染みておいしいあの野菜。そう、大根のことです。
これらの七草は、冬の寒さに負けることなく、いち早く芽吹くことから邪気を払うとも言われています。昔の人々は、そんな七草のもつ力を分けてもらうことで自分や家族の健康を願っていたのですね。
また、塩だけで味付けしたやさしい味わいのお粥は、食べるとからだがぽかぽか温まります。七草粥を食べることは、ごちそうをたくさん食べて疲れ気味の胃を休めるという意味もあるんですよ。
1月7日は七草粥を食べて、年末年始で疲れたからだをいたわってくださいね。
大分県産 『七草』 1袋 消費税込598円
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