【堺北花田】ガブリと成敗してください

　明日は節分。「おには―、そと。ふくはー、うち♪」仕事から帰るなり、豆を投げつけられ、家の外で倒れてゆく大人たち。こんな茶番が伝統的な風習だったりする日本って、たのしいなって思います。
　ただ、節分の鬼のおめんって必要以上に怖すぎませんか。去年、買ってきた鬼のおめんが結構なコワモテで、幼い娘は豆まきが終わったあとも、ずっと怖がって泣いていました。なぜ怖い顔のおめんばかりなんでしょう。ひとり（一匹？）ぐらい、やさしい顔の鬼がいてもいいですよね。娘には、豆を投げつけるような乱暴な子ではなく、鬼と言えども「いっしょにマメ食べよ」的な良い子に育って欲しい。あー、鬼のおめんが、やさしい顔だったら、娘も…などと考えていたら、すてきなパンをみつけました。その名も『鬼さんパン』。 　こんなかわいい鬼だったら、きっと娘も荒っぽく退治なんてできません。買って帰って玄関で見せたら、スグ家に入れてくれる気がします。
　
　決して退治したいわけではなかったのですが、半分に割ってみることに。「エイヤー」。  　たっぷりチョコが入ってます。さっそくガブリ。なるほど、子どもが喜ぶ甘いチョコです。女のコはピンクが好きだし、よし、赤鬼パンにしよ！と思ったら、なんともう一方の黄鬼パンには、生乳を使用したカスタードクリームが入っているではないですか。やさしい甘さです。うーん、どちらも喜ぶだろうな。 　『鬼さんパン』は、『麦』とかかれた看板の下のベーカリー売場で販売中。2月3日（月）までの限定販売です。このパンがあれば、豆まきのあと、子どもがずっと泣きじゃくる、なんてことは、もうありません。
　節分の夜、豆まきも恵方巻も楽しみだけど、『鬼さんパン』を、ガブリと成敗する瞬間は、きっとすてきな思い出になるはずです。 『鬼さんパン』赤鬼・黄鬼　各消費税込240円
 

無印良品イオンモール堺北花田　はこちら     2020.02.02