哺乳類や鳥類のように鳴くのと、魚が鳴くというのでは少し意味合いが違うのですが魚も音を発します。
今日は、“互いの存在を知らせ合う合図のため”や“相手を威嚇するため”などに音を発するという“鳴く魚”について鮮魚担当・岩切さんに詳しく教えてもらいました。
■ほうぼう
「『ほうぼう』は、釣り上げると「ホーボー」と鳴くことが名前の由来と言われています。これは浮き袋にくっついてる筋肉を収縮することによって、浮き袋の壁に振動を与えて音を出しています。この浮き袋は“鳴き袋”とも呼ばれます」
■ひいらぎ
「『ひいらぎ』も釣り上げたときに浮き袋の振動と、前に伸びる小さな口のなかの歯をすり合わせて「ギイッーギイッー」と音を立てます」
「また、発光バクテリアを持っていて、暗がりでお腹が光ることから“光る魚”としても知られていますよ」
■ふぐ
「『ふぐ』の仲間は釣り上げると、膨らんだ状態で歯を咬み合わせて「ブーブー」や「チキチキ」と音を出します」
■かわはぎ
「ふぐの仲間である『丸かわはぎ』も鳴きます。かわいいおちょぼ口から見える歯を擦り合わせて「ギッ」と音を出します」
■うまずらはぎ
「馬のような長い顔の『うまずらはぎ』も歯を咬み合わせて「ギッ」と鳴きますよ」
■おまけの情報
厳選した『かわはぎ』を丁寧に焼き上げた珍味です。甘みの効いたたれが香ばしく、そのままお酒のおつまみやおやつにおすすめです。
売場はこちらです。
『皮はぎロール』1袋(45g) 消費税込398円
無印良品イオンモール堺北花田 2020.11.20