みなさんは最近、“すき焼き”や“しゃぶしゃぶ”を食べましたか?
野菜やお肉をたっぷり食べることができて、おいしいですよね。
鮮魚売場で魚の調理方法を教えてもらうと、「“すき焼き”や“しゃぶしゃぶ”にしたらおいしいよ」と、おすすめしてくれることがあります。
お肉じゃなくて魚?と、いつも気になっていたので、今日の夕ご飯にしてみることにしました。
どの魚が合うのかな。鮮魚担当の岩切さんに相談することにしました。
今日“すき焼き”か“しゃぶしゃぶ”か迷ってるんですが、おすすめの魚を教えてください。
「やっぱり“しゃぶしゃぶ”は『鯛』、“すき焼き”はそこにある『真さば』がおすすめかな。両方したらいいよ。すぐ食べられるように、さばいてあげるから」
ええっ!両方なんてぜいたく!はい、お願いします。
岩切さんは売場にまるまるあった『真さば』を、どんどんさばいていきます。
「皮をとると、火を通しても身がくるっと反り返りにくくなるからね」
続けて『鯛』も、ていねいに一枚一枚盛り付けていきます。
あっという間にさばいてくれました。うつくしい。
あとは野菜など必要なものを準備して、わくわくしながら、鍋の準備をはじめました。
“すき焼き”は『真さば』を焼くことからはじめます。ごま油でさっと焼き、しょうゆと酒と砂糖でつくった割り下をそそぎ、具材を合わせて煮えたら出来上がり。
こってり味のしみた野菜と、さっぱりしている『真さば』がよく合います。骨が多い魚なのに、まったく気になりません。岩切さんがきれいに取り除いてくれたのですね。
“しゃぶしゃぶ”は、「粉末の昆布茶を、だしをとる代わりに使うといいよ」と岩切さんに教えてもらったので入れてみることに。
『鯛』はさっと身をくぐらせ、もみじおろしを入れたぽん酢につけてぱくり。あっさりしていて、皮があるところはコリコリした食感です。野菜だけ食べると、ほんのり昆布茶を感じました。
“すき焼き”や“しゃぶしゃぶ”は、お肉でするものだという思いこみが今日でなくなりました。むしろ、また魚で食べたいかも。はまりそうです。
みなさんもぜひ、つくってみてください。
無印良品 イオンモール堺北花田 2021.1.24