深海魚として有名な『ちょうちんあんこう』。暗い海の世界で提灯をともして泳いでるという例えはなんともユニークです。
今日は、独特な姿の“あんこう”について鮮魚担当・岩切さんに詳しく教えてもらいました。
■あんこう
「“あんこう目”の魚は大きく3つのグループに分かれます。食用とされるこのこを含む『あんこう』グループと、かわいい姿の『かえるあんこう』という魚を代表するグループ、そして『ちょうちんあんこう』などの深海魚のグループです。それぞれユニークな姿をしているので是非、図鑑などで見て欲しいです。
みんな住んでいる海の深さは違いますが海底で生活しています」
「『あんこう』の英名である『Angler fish』は“釣りをする魚”という意味です。背びれの一部が竿のように伸びた“疑似餌”になっていて、砂に身体を潜ませながら先端の皮弁を小魚が泳いでいるように動かして近づいてくる魚を飲み込みます。
ちなみに『ちょうちんあんこう』は自身が光っているのではなく、発光器に共生させている発光バクテリアたちが光っています」
「日本では『あんこう』の肝臓を成型して蒸したものを“あん肝”と呼び、珍味とされています。フランス・イギリス・スペインでは“海のフォアグラ”と呼ばれています」
■今日の入荷のあんこう
山口県産『あんこう鍋』1パック 消費税込2,160円
今日も元気に“あんこう”たちとお待ちしています!
無印良品イオンモール堺北花田 2020.02.05