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【みんなみの里】シイタケの原木栽培方法を簡単にご紹介します

キービジュアル画像:シイタケの原木栽培方法を簡単にご紹介します

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2019/03/19

 少しずつ春めいてきた近頃、雨が降った後は、お店に原木栽培シイタケの入荷が増えているように思われます。
 菌床栽培に比べると、自然の力を借りてつくる原木栽培シイタケは香りが違います。
 そんなシイタケの原木をつかった栽培方法を簡単にご紹介します。


 栽培に向いているクヌギ、ナラ、シイなどの太さ10cmから20cmの原木を、約1mに切り揃えます。



 その原木に、15cmから20cmの等間隔で穴をあけ、シイタケの菌がついた種駒をその穴に埋めていきます。


 種駒を埋め終わった原木(ほだ木)は、直射日光を避け、林などに立てかけ(林が無い場合は庭の隅など)ワラや遮光シートで覆い保湿をします(仮伏せ)。この作業は、桜の花が咲く頃におこなうのが良いそうです。



 
 一ヶ月ほどして気温が高くなってきたら(4月下旬)シートを取り、林の中でも木漏れ日がさして風通しが良く、雨がぽつぽつと落ちる場所に立てかけて管理します(本伏せ)。その後、時々ほだ木を回して、菌がまんべんなく広がるようにします。また、梅雨明けと夏に、ほだ木の天地返しをして雑菌が入らないようにします。この天地返しは回数が多いほど良いそうです。



 
 このように管理して、シイタケが顔を出すのは、早くても約2年後になります。
 時間はかかりますが、原木で育てたシイタケの風味は格別なものがありますので、楽しみにしましょう。


 お店には、種駒を打ち終えたほだ木を販売していますので、こちらを利用して栽培してみてはいかがでしょうか。 


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