こんにちは。みんなみの里のBOOKS担当です。今回ご紹介するのは、コーヒー研究者の石脇博士によるコーヒー本です。
本書は、官能的評価に終始したり、根拠があいまいなコーヒー論に科学の視点で軽快に斬りこんでいます。Q&Aスタイルで楽しみながらコーヒーの世界が味わえ、柔らかい絵あり、いい感じの脱力感ありで、肩肘張らず学ぶことができます。
コーヒーを淹れるとは、焙煎豆に含まれるさまざまな成分の抽出量をコントロールして味の総量とバランスをつくっていくことだといっています。
コーヒーの味は、湯の温度、抽出時間、粉の大きさの3つの組み合わせで変わるのだそうです。豆の0.5g単位、蒸らしの3秒単位で味ががらりと変化するコーヒーって完全に左脳系ですね。
おいしいコーヒーのいれ方だけでなく、コーヒーの産地や歴史、豆知識も楽しめました。読むほどにどんどんおもしろくなり、コーヒー沼に”深入り”するばかり。コーヒーをいれるのが楽しくなる本です。
お買物がてら、裏山に薄紅葉が広がり始めたみんなみの里のCafe & Meal MUJIでコーヒーブレイクはいかがですか。
著書名 : コーヒー「こつ」の科学
著者:石脇 智広
出版社 : 柴田書店
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