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【みんなみの里】覚えておきたい日本の美しい季節の言葉| MUJI BOOKS「里山良本」

その他

2019/12/27

 師走、睦月と慌ただしく日常が駆け抜けていき、ふと一息ついたときに手に取ってほしい一冊のご紹介です。

 季節の移ろいを感じる鋭い感性は、古くより自然に寄り添ってきた日本人によって育まれてきました。書き継がれてきた美しい四季の言葉を閉じ込めた本書をパラパラめくっていると、言葉より立ち上がるイメージや記憶の奥底に忘れかけた風景がよみがえり、肌がざわつくような、ひりひりするような懐かしい感覚に襲われます。学生の頃、気になる言葉を集めていたノートに本書よりピックアップしたくなるのは、雨名月(あめめいげつ)、かまど猫(ねこ)、枯木星(かれきぼし)などなど。

 上記の枯木星(かれきぼし)の解説をご紹介しましょう。

 里のMUJIからの仕事の帰り道、ふと見上げるとすでに葉が落ちて寒々しい枯れ木の間から冬空に凍てついたような天の川を見ることができます。夏の花火のような華やかな天の川とは違い、大気は澄んでいるので、冬ならではの透明な輝きがあり別名「冬銀河」ともいわれています。この枯れ木と静かにたたずむ星々のコントラストを「枯木星」というのです。なんとも趣がありますよね。

 各月ごと、四季ごとに季節の言葉が集められ、解説されているのですが、本文の飾り罫も美しいです。また各季末には名句・名歌・故事ことわざも紹介されています。

 著者曰く「冷暖房の普及は肌感覚を鈍らせ、促成栽培や養殖技術は食材から旬を消しつつあります。地球温暖化などの環境変化により、日本の四季の節目も曖昧になってきました。」と、そんな近ごろだけれども、本書に集められた言葉たちが、私たちの生活や心、メールや手紙の文面に色どりやうるおいを与えてくれるのではないでしょうか。

 皆さんも、ぜひ自分のお気に入りの言葉を見つけてみませんか?


 締めに本書で紹介している冬の名歌より一首、

 __冬の夜の星君なりき一つをば 云ふにあらずことごとく皆__与謝野晶子

 (解釈)冬の夜空いっぱいに輝く星。そのなかのただ一つがあなたなのではありません。すべての星がことごとくあなたなのです。

 

 著書名:覚えておきたい日本の美しい季節の言葉
 著者:日本の言葉研究所
 出版社:大和書房

 

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