今日は、鴨川の里山で採れた野ぶきを紹介します。
野趣あふれる香りと苦味が魅力の春の山菜。
苦味もおいしさのうちと言われる、旬の味覚です。
煮物、炒め物、揚げ物、和え物などなど、食べ方はいろいろあります。
なかでも醤油、酒、みりんで煮る『きゃらぶき』は、ご飯のおかずにおすすめです。
おいしくいただくコツは、あく抜きをきちんとすることです。
あく抜きの方法のひとつは次のとおりです。
1.葉を落とし、茎をきれいに水洗いします。
2.大きな鍋を用意し、ふきを鍋の大きさに合わせて切ります。
3.まな板の上にふきをならべ、ひとつかみの塩を振りかけ、しっかり板ずりします。
4.お湯が沸いた鍋に、板ずりしたふきを入れて、3分から5分茹でます。
5.茹であがったふきを冷水に取り、皮をむきます。
冷蔵庫で5日ほど保存できますが、早めに調理することをおすすめします。
例年なら5月後半まで採れる野ぶきですが、季節の進み方が早い今年は、味覚を楽しめるのも、あと少しの間かもしれません。
里山の旬の味を、ぜひ味わってください。
里のMUJI みんなみの里