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【みんなみの里】葉っぱの裏が紫色の「金時草(きんじそう)」は加賀野菜の仲間です

キービジュアル画像:葉っぱの裏が紫色の「金時草(きんじそう)」は加賀野菜の仲間です

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2019/07/22

 暑さに強く夏に旬を迎えるキク科の植物で、葉っぱの表は濃い緑色、裏は紫色になっています。その紫色が金時芋の色に似ていたので「金時草(きんじそう)」と名前がつきました。
 東南アジアが原産と言われる金時草がやがて中国へ広まり、18世紀頃に日本へ入りました。当初は熊本県の水前寺地区で栽培されていたので「水前寺菜(すいぜんじな)」という和名がついています。
 江戸時代に入ると石川県で栽培されるようになりましたが、商品としての栽培が始まったのは昭和初期と言われています。現在でも主に栽培しているのは金沢地域のため、金時草は加賀野菜のひとつとされています。

 葉っぱと茎のやわらかい部分を食用にします。加熱するとモロヘイヤやツルムラサキのようにヌメリが出てきますが、このヌメリが胃腸に幕を貼り、暴飲暴食などのストレスから予防してくれるとされています。また、アントシアニンやカリウム、カルシウムなどを含んでいるので、すすんで取り入れたい食材です。
 おひたしや和え物、酢の物にするときは、アク抜きのために熱湯でサッと塩茹でし、茹であがったら冷水にとります。冷えたら流水でアクを完全に洗い流してください。なお、茹ですぎると食感やヌメリが損なわれるのでご注意ください。
 天ぷらや炒め物にする場合は下処理は必要ありませんので、食感を損なわない程度に加熱して美味しくいただいて下さい。


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