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【みんなみの里】子孫繁栄を願う縁起の良い里芋「八つ頭」はこれからが旬です

キービジュアル画像:子孫繁栄を願う縁起の良い里芋「八つ頭」はこれからが旬です

販売状況

2019/11/12

 みんなみの里の直売所には、サツマイモや里芋、ごぼうなどの根菜類が並び、それぞれいろいろな品種があります。
 その中でも里芋の生産量が一番多いのは千葉県と言われています。

 東南アジア地域がふるさとと言われる里芋。日本へは縄文時代にはすでに入っていたとされる長い歴史のある根菜です。
 昔は、山に自生する芋を山芋、人里で栽培する芋を里芋と呼び、江戸時代までは「いも」といえば里芋のことを指していました。
 その里芋も形や色、食べる部分もそれぞれ違い、子芋や孫芋を食べるもの、親芋だけを食べるもの、親芋・子芋両方を食べるものなど、いろいろとあります。


 今回ご紹介するのは「八つ頭(やつがしら)」です。
 一般的な里芋は親芋から子芋が分球するのに対し、八つ頭は子芋が親芋から分球せずに塊りのまま大きくなります。さらに子芋の先に孫芋ができたりもします。
 その様子が子孫繁栄を表しているように見え、子孫(人の頭)が絶えることなく、末長く(末広がりの八)続くということから「八つ頭」と名前が付きました。また、人の上(頭)に立つようにと、立身出世の意味も込められています。

 それにしても、このご家庭(八つ頭)は家族がたくさんいて微笑ましいですね。こちらまで温かくなります。

 八つ頭が多く出まわるのは12月、年末年始のおめでたい季節に当たり、縁起をかついでおせち料理につかわれます。
 ほかの里芋に比べて粘りが少なく、ほくほくした食感が楽しめます。荷くずれしないのも有難いです。
 また、カリウムやカルシウム・マグネシウムにくわえ、食物繊維などの栄養素も豊富に含まれています。
 縁起が良く栄養も豊富な「八つ頭」を美味しくいただきましょう。

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