みんなみの里

【みんなみの里】さわやかな風味が初夏を感じさせる「日向夏(ひゅうがなつ)」

【みんなみの里】日向夏

食のお便り/入荷情報

2020/05/24

 いろいろな柑橘類が並ぶ中、明るい黄色のまん丸い形をした「日向夏(ひゅうがなつ)」が仲間入りをしました。

 江戸時代1820年頃に宮崎県の住宅で発見されたもので、柚子の突然変異と考えられています。宮崎県(日向)で見つかった夏みかんなので「日向夏」という名前になりました。地域によって名前が違い、高知県では「土佐小夏」や「小夏みかん」、愛媛県や静岡県では「ニューサマーオレンジ」という名で出荷されていますが、鴨川市内でも「ニューサマーオレンジ」と呼ばれることが多いようです。

 宮崎県では春が旬なので「日向夏が出まわると春が来た」と感じるようです。みんなみの里のある鴨川市では5月後半から6月に完熟した果実が顔を出すので、「日向夏」は初夏のイメージがあります。

 
【みんなみの里】日向夏

 「日向夏」の外皮は少々厚めではありますが、夏みかんほどの厚みやかたさはないので、少し切れ目を入れると簡単に剥くことが出来ます。
 外皮に切れ目を入れた瞬間、とてもさわやかな香りがたち、あたりを包み込んでしまいます。
 
【みんなみの里】日向夏

 中には、さわやかな酸味の中にほのかな甘さのある、たっぷりの果汁を含んだ果肉が入っています。あまりにも果汁が多いので袋ごと口に入れるか、または白いワタを少し残したまま、くし型にカットすると良いでしょう。
 ただ、露地栽培のものは種が入っている場合が多いのでご注意ください。

 そのまま食べても美味しいですが、たっぷりの果汁をジュースやドレッシング、ゼリーなどにしてもおいしくいただけます。また、外皮は苦味が控えめなので、ピールやマーマレードなどのデザートにするのもおすすめです。

 初夏にふさわしいさわやかな風味が魅力の「日向夏」をご賞味ください。


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