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【MUJIcom光が丘ゆりの木商店街】関ファームさんのココトマト

トマトいっぱい

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2020/12/24

こんにちは。
年の瀬も間近になって参りました。
みなさま寒さに負けず元気にお過ごしでしょうか。

12/14(月)曇り空の午後、東京野菜マルシェでいつもお野菜を届けて下さる生産者様ところへ、訪問して参りました。
今日と明日、2回に分けて、シリーズでお届けします。

1回目の今日は清瀬市関ファームさんのココトマトについてです。

おしゃれなロゴ

早速、目に付いた軽トラック。
ロゴがとってもおしゃれです。
その後も、至るところで、このロゴをお見かけしました。
今までの農業のイメージとは、何だかちょっと、違うようです。

未来的ハウス

案内された先には、近未来的なハウスが。
二重のハウスになっており、温度や湿度が、しっかり管理されていました。

ココヤシだからココトマト

関ファームさんのトマトは、培地にココヤシを使用しているので「ココトマト」。
ココトマトは関さんが名付けたそうです。
以前、培地には、ロックウールが使用されていましたが、ロックウールは使用後は産業廃棄物となってしまい、環境にも良くなかったそうです。
ココヤシは使用後は堆肥にもなるので、環境にも優しいと教えて頂きました。

ここから温風

ちなみに、ここから温風が出ております。
そして、写真に上手く収めることが出来ず残念でしたが、もこもこして丸っこいハチが、元気に飛び回っておりました。
受粉のお仕事を担当しているそうで、普段は虫は苦手ですが、親近感と尊敬の気持ちが湧き出てきました。

どんどん伸びる

10日ごとに花が咲き、その後、実をつけます。
約9カ月で、最大6mほどに、伸びるそうです。

ミニトマト

さらにお話をお伺いしました。
ご家族で早朝から夜遅くまでされているのですか?とお伺いしたところ、従業員は4人、就業時間は8~17時、週休2日と、かなりのホワイト企業ぶり正直にビックリしてしまいました。
でも、これは、簡単に実現できた訳ではありません。
お父さんの代では少量多品目で、一般的に想像されているような早朝から夜遅くまで畑に出るというスタイルでした。
20年程前、当代の関さんが受け継いだ際、疲労やストレスでじんましんが出たりするなど、このままだと続けていくことが出来ないと感じたそうです。
そこで、当代の関さんが思い切って、トマトと水菜のみに品目を絞り、管理や手順、覚える内容を極力シンプルになるように、小さな改革を続けました。
週休2日が実現できるようになったのはようやく3年前からだそうです。

お弟子さんが丁寧に
ココトマト出荷待ち

美味しい野菜を育てる研究だけでなく、持続可能な働き方まで、しっかり考えられていらっしゃっていました。
今では、若手のお弟子さんが、見習いに来ているそうで、最近は、29歳の女性が独立していったそうです。

関さんのお話をお伺いして、経営者として尊敬しますし、無印良品にもまだまだ出来ることがあるはずと、考えさせられました。
関ファームさんのことをもっと知りたくなった方は、ぜひこちらのURLからも、確認してみて下さいね。

https://seki-farm.jp/

今週末の東京野菜マルシェでもココトマトが入荷します。
ぜひココトマトに会いに来て下さい。
※生育状況によっては入荷が無い場合もございます。

お待ちしております。

 

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