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【MUJIcom光が丘ゆりの木商店街】関口さんの東京いちご

完熟イチゴ

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2020/12/25

こんにちは。
年の瀬も間近になって参りました。
みなさま寒さに負けず元気にお過ごしでしょうか。

12/14(月)曇り空の午後、東京野菜マルシェでいつもお野菜を届けて下さる生産者様ところへ、訪問して参りました。
今日と明日、2回に分けて、シリーズでお届けします。

2回目の今日は練馬区関口さんの東京いちごについてです。

いちごハウス
いちごたくさん

ビニールハウスに入ると、鼻孔いっぱいにいちごのあまーい香りがしてきました。
いちごを作り始めて27年目、ハウスは17年目、いちごと一緒に成長してきたと関口さんは語ります。
関口さんも以前は少量多品目農家でしたが、思い切って、いちごに絞って挑戦してきました。


関口さんのこだわりポイントは主に3つ。

その1
いちごのつま先から頭まで、完熟したいちごだけを、新鮮なうちに出荷にこだわる。
栃木や静岡、福岡など、遠方で育てたいちごは、熟したものを摘むと、運んでいるうちに傷みが進み、到着した時には食べられなくなってしまいます。

完熟で新鮮なイチゴだけ
とちおとめ

その為、まだ白いところがある完熟ではないものを摘み、運んでいるうちに赤くさせているので、見た目は熟したいちごでも、味はすっぱいという事になります。
その分、東京産のいちごは、完熟したいちごだけを、新鮮なうちに出荷しているので、赤くて甘いいちごが食べられます。

その2
「とちおとめ」にこだわる。
なぜ「とちおとめ」なのか?
それは...

・とちおとめは病気に弱いですが、その分、香りが強く、味も美味しい。
・とちおとめは関東平野の土と相性が良い。東京で育てるには、紅ほっぺやあまおうでは、ダメなのです。

白いおはな

 

その3
高設栽培が流行っているが「土耕栽培」にこだわる。
ミネラルたっぷりの土だからこその、この味と香り。
高設栽培では、こんなに香りは強くはならないそうです。

ふかふか

黒いビニールに覆われているので分かりにくいですが、土を触ってみるとふかふかで、大事に育てられていることが分かります。

ちなみに、水やりには、ハウスのところどころにぶら下がっている、こちらからシャワーのように浴びせているそうです。

ここから水が

また、ここでも小さなミツバチが、受粉のお仕事で活躍しておりました。
ハチがこんなにも働き者だったとは。
感謝ですね。

いちごが病気になったり、生育が良くなかったりすると、子供を育てるのと同じように、反省したり、後悔して悩むこともあり、いちごと一緒に成長してきたと関口さんは語ります。
こうして育てられた関口さんの東京いちご。
美味しくないはずがないですよね。
いちごは寒いと味が乗ってくるという事なので、これから入荷するいちごへの期待も、ますます高まります。

いちご!!!

関口さんの東京いちごは、実は、1年半ほど前にも、初代店長がお伺いしております。
ぜひ、こちらのURLからも、確認してみて下さいね。

https://www.muji.com/jp/ja/shop/046603/articles/events-and-areainfo/areainfo/315411

今週末の東京野菜マルシェでも東京いちごが入荷します。
ぜひ東京いちごに会いに来て下さいね。
※生育状況によっては入荷が無い場合もございます。

お待ちしております。


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