【銀座】「世界の無印良品」の紹介 | MUJI DenmarkのMUJI ILLUM Copenhagen旗艦店と地域

みなさん、こんにちは。
いつもfrom MUJIをご覧いただきありがとうございます。
 
みなさんは、無印良品が海外にどれくらいあるかご存じですか。
約1000店舗、世界31の国や地域で展開しています（2020年8月時点）。
日本ではなかなか知ることのできない海外の無印良品の店舗のこと、生活や文化、環境・地域での活動を現地のスタッフからお届けします。
 
 
MUJI ILLUM Copenhagenは、デンマークの首都コペンハーゲンに2020年10月にオープンしました。
デンマークは人口580万人とヨーロッパ内においても小さな国ですが、家具や食器や照明などで世界的に有名なブランドが多く、デザイン大国としても有名です。
最近では、幸福度ランキングの上位常連国として、またワークライフバランスが充実している国として、日本でも知られているのではないでしょうか。

     
「Hygge」
デンマーク語にHygge（ヒュッゲ）という言葉があります。
居心地が良い、とか楽しい時間など幸せな心の状態を表す言葉なのですが、コロナ禍以前と以降では、この言葉の意味が少し異なっているように感じます。

以前は、仕事を16時に終え、お気に入りの洋服を着てレストランでディナーを楽しんだり、公園や運河などに行って友人とおしゃべりをしたり、プライベートな時間を誰かと共に楽しむことで、Hyggeな時間を過ごしていました。
しかし、新型コロナウィルスの感染拡大によるロックダウンで、人と会うことがなかなかできず、身の回りの空間や家で過ごす時間をHyggeにしようとしているようです。

このような変化は商品の売れ行きにも影響し、以前よりも収納用品や食器などが多く売れています。
なかでも、アクリル収納ボックス、ケースやアクリルケース用・ベロア内箱仕切りがとても人気です。
ジュエリーをきちんと収納できる商品が今までは無かったようで、自分のコレクションを見せて収納できるところが好まれているようです。
自分のジュエリーの収納例をInstagramで発信する人も多く見かけます。
MUJI ILLUM Copenhagenでは、欧州内の店舗で販売数量が一番で、これらの商品を通常よりも多く陳列しています。

       
「生産者と消費者をつなぐ」
デンマークは小さな国なので、国内の産業や農業を活性化、または守るためにデンマーク産のものを購入する意識が高いと感じます。
また、環境負荷を配慮した商品やオーガニックなものを好む傾向にあります。
そのようなデンマーク産の食品を全国から集めて販売もしています。
地方の小規模な生産者の商品がコペンハーゲン市内で購入ができ、”生産者と消費者をつなぐ場”としても機能しています。

     

 

「はちみつ」
最近、始めた新たな取り組みは、店舗でミツバチを飼育し、収穫したはちみつをMUJI店舗で販売することです。
この活動は、コペンハーゲン近郊にお住いのお客様に花の種を配布し、はちみつの素となる花の生育に協力していただくことで、都市の緑化運動にも間接的に関わってもらう、という側面もあります。
店舗のテラスに設置した巣箱に蜜を携えたミツバチが戻ってきたり、また出て行ったりと普段はなかなか見ることのできない光景も間近で見ることができます。
今年の夏には、はちみつを収穫するので、多くのお客様にMUJI Copenhagen honeyを味わってもらえるのではないでしょうか。


デンマークにお越しの際には是非お店にもお立ち寄りください。
インスタグラムでも今後の取り組みを紹介していきます。
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