直江津

【直江津】まちの保健室だより|お通じの悩み(便秘)のおはなし#02

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その他

2023/12/23

こんにちは、無印良品 直江津です。
「まちの保健室」看護師が発信する、まちの保健室だよりです。
今回は、便秘のおはなしのつづきです。

前回の「お通じの悩み(便秘)のおはなし」では、腸内環境を整え、積極的に体を動かすことが便秘の改善につながることをお話しました。

私たちの腸には、なんと500~1,000種類、100兆もの腸内細菌が住んでおり、バランスをとりながら腸内環境を整えています。
そして、その多種多様な細菌は種類毎にまとまり、まるでお花畑のように見えることから「腸内フローラ」とよばれています。
おなかの中にお花畑があるなんて、ちょっとうれしくなりませんか。

腸内細菌を大きく分類すると、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類に分けられ、それぞれ2:1:7の割合が理想的だと言われています。
腸内細菌のバランスがくずれると、便秘や下痢などおなかの不調の原因となるだけではなく、悪玉菌によって作り出される毒素が腸から吸収されて、体全体に悪影響を及ぼします。
そして、免疫機能の低下やさまざまな病気の要因となることがわかってきています。
うつ病やアルツハイマー型認知症、パーキンソン病なども腸の病気が一因とも言われています。

また、腸は脳とも密接につながっていて、精神の安定や感情のコントロールにも影響してきます。

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腸が整えば、体だけでなく脳も心も整うそうです。
規則正しい生活をベースに腸によい食品を摂ったり、適度な運動をするなど、少しずつできることから生活に取り入れていきましょう。

次回は、腸内フローラの育て方についてお話したいと思います。


無印良品 直江津

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