こんにちは、無印良品 直江津 です。
無印良品 直江津では、すまいるキッズハウスを取り扱っています。
お子さん達からも絶大な人気を誇る段ボールハウス。
今回は、段ボールで作られた「すまいるキッズハウス」を製造している森井紙器工業の工場へ見学に行きました。
森井紙器工業では、段ボールによる緩衝材の作成、什器の設計、防災用品(パーテーションなど)、空間インテリアデザイン、段ボールハウスの作成など、さまざまな事業を展開しつつ、SDGsにも取り組んでいます。
段ボールは、軽く取り扱いしやすく、プラスチックよりもCO2の排出も少ないため、環境にもやさしい。そして、適切な森林管理で生産されたFSC認証紙を使用した段ボールを使って、子供たちが安心して遊べる「すまいるキッズハウス」も作られています。
今回は段ボールが、どのようにして作られているか紹介していきます。
コルゲーターという段ボールシートを作る機械で、1分間に約250mものシートが作れます。
目標生産速度を掲げており、無駄なく作業を行えるようにしています。
段ボールの折り目つけからカットまで機械で作業しています。
出来上がったばかりの段ボールシートは、まだ熱を持ち湯気が立っていることもあり、クーリングしてから箱にします。
段ボールにデザインを印刷する機械では、デザインが彫り込まれた「印版」と呼ばれるハンコを使っています。
印版を機械にセットして、インクを入れ、段ボールシートを通すと、印版のデザインがインクによって段ボールに転写されます。
出来上がった段ボール箱は、こちらの機械によって上下交互に積まれていきます。これにより高く積んでも安定します。
「とても優秀な機械で、倒れないように少しずつ位置をずらして、段ボールを置いていってくれます。疲れたとか暑いとか言わない一番働き者。だけど、壊れたらなかな手がかかるんだ」と笑顔で話されていました。
こういったプロセスで段ボールは作られています。
森井紙器工業では、基本的にはオーダーメイドです。
個人、事業所問わず1個単位から受付けが可能です。
お客様から依頼を受けたら、まずこちらの機械でサンプルを作ります。お客様はサンプルを見て、サイズやデザインが希望に合っているか確認できます。
さまざまなデザインが施された段ボールがありました。
段ボールで作られたツリー。
背中に背負って紐を引っ張ると羽根が広がる工作キットです。お子さんも喜びますね。
段ボールに折り目を付けることで立体的に作られた恐竜もありました。
段ボールの原料は、紙と木材です。リサイクルすることで、資源物として活用でき、地球温暖化や森林伐採など環境破壊の防止にもつながります。
小さくても燃えるゴミではなく、リサイクルに出すといいですね。
森井紙器工業さん、ありがとうございました。
無印良品 直江津
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