(閉)くらしラボ酒田

【くらしラボ酒田】里山くらしの休日

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2021/04/13

皆さん、こんにちは。
くらしラボ酒田の松本です。

去年の3月下旬に酒田市八幡地域に移住し、あっという間に1年が経ちました。
4月から里山くらし2年目に突入です。


今回は里山くらしのとある休日をご紹介します。
春の天気の良い日は、近くの山へ山菜を採りに行きます。
里山に住んでいるとお散歩感覚で山菜採りに行けるんですよ。



今年初の山菜採りなので、まずは山の神様にご挨拶です。
「石段を登るときは石を1つ持っていて祠にお供えするんだよ」
と地域の方に教えてもらい、落ちている石の中から丸みのある石を選びました。
急傾斜の石段を上った一番上に山の神様の祠があります。
山の神様


山の神様に石をお供えして
「今年も一年よろしくお願いします」
とご挨拶をしました。
祠の後ろにはごつごつとした岩がせり出していて、緑に囲まれた静かな空間は荘厳な雰囲気です。
祠


 
今回はばんけ味噌を作るために、ばんけ(フキノトウ)を採りました。
山の中
黄緑色の植物がばんけです。
ばんけは山の中で目立つので、初心者でもすぐに見つけられます。
爪の中に泥が入るので、摘むときは軍手をつけると良いですよ。
とうが立つ前の花が咲いていないものを探して摘んでいきます。

たくさん摘めたら、さっそく家に帰ってばんけ味噌つくりです。
この日は帰り道でタラの芽を見つけました。
タラの芽2



今年初のタラの芽です。
2つ採れたので天ぷらにしました。
タラの芽1


ここからばんけ味噌つくりの工程を簡単にご紹介します。

1.まずは1つずつ葉をめくり、 ゴミや虫がついていないか確認して水で丁寧に洗います。

2.真ん中のつぼみを取り除き、葉を刻みます。
ばんけ味噌の作り方を地域のいろんな方に尋ねたところ
「もくもくするから真ん中は使わないよ」
と皆さんが教えてくれました。
里山に住んでいるからこそできる贅沢な使い方です。
 
ばんけ



葉は粗く刻むとシャキシャキした歯ごたえを楽しめます。
刻んだばんけ


3.サラダ油でばんけが少ししんなりするまで炒めます。
味噌・みりん・砂糖を同量(目分量)投入し、水分がなくなるまで炒めて完成です。
しっかりと水分を飛ばして煮沸した瓶に詰め、冷蔵庫で保管すると、長い期間楽しめますよ。
ごまや鰹節を入れても美味しかったです。
シリコーン調理スプーン


今回は炒めるときにシリコーン調理スプーンを使いました。
鍋の底まできれいに混ぜることができて、焦げ付きやすい味噌つくりも焦がさずにつくれましたよ。


次回のおたよりでは、今回つくったばんけ味噌と『フライパンでつくるナン』でおやきをつくります。
フライパンでつくるナン


里山で迎える2回目の春は、厳しい冬を乗り越えた分、まさに心躍る状態です。
人も植物も動物もいっせいに動き出すのを体感することができました。
四季の移ろいをこんなに楽しめるのは、里山くらしの素晴らしいところですね。




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