こんにちは。
無印良品 港南台バーズです。
先週のおたよりから新しく始まるサービスについてのお話をお届けしています。今回は私たち港南台バーズが取り組む「食」についてのお話です。
私たち無印良品 港南台バーズがなぜ「食の専門店」として生まれ変わろうとしているのか、「食の専門店」とはどんなお店なのか、をお話ししたいと思います。
いま世の中には「食」について多くの問題があり、様々な取り組みが行われています。
住宅地や都市での生活の中では、食の生産現場である畑や農場、漁場を目にして食べ物と向き合うことが難しくなってしまいました。
食べ物は「商品」としてブランド名や価格が注目され、そこに込められた生産者の方々の想いや数々の工夫といった情報は見えにくい現状があります。
また、その情報を探して、考えて、感じて選ぶこと、それもまた難しい仕組みとなっています。
例えば今朝、口にした食パンの小麦、種をまいた人、パンを焼いてくれた方を思い描けるでしょうか。
「農」と「食」は本来切り離して考えることはできないものですが、畑から生まれた恩恵に思いをはせてパンを口にする・・・そこまで意識をするのは大変なことです。
2018年春より大阪の無印良品 堺北花田をかわきりに「おいしいってなんだ。」という問いをテーマに掲げ、生産者の方々の顔や調理をする人たちの顔が見える食材をそろえて、地域の皆さんと日常を語りあうことのできる店舗を目指し出発しました。
その思いは全国の無印良品に広がり、取り扱いの大小はあるものの、同じ思いで各地にさまざまな取り組みへも波及しています。
ここ無印良品 港南台バーズも、関東地域の中で本格的な食の販売をスタートさせる一号店になります。
多くの農産物は、収穫してから店頭に並ぶまでに数日かかることを見越して、食べ頃を迎える前に収穫されています。
口にされるまでの距離や間の工程は、農産物の背景を消費から遠ざけてしまうだけでなく価格や必要以上の加工や添加物に反映されることもあります。
産地や育てた人がわかるものを食べること、距離が近いこと、それは、手に取る側の安心にもつながること。
また、それは体にとってもうれしく「おいしい」こと、食べた人の健やかさだけでなく、周りの豊かさにも繋がっていく。
そんな循環の輪がみえることを目指して地元の旬の野菜もお届けしていきたいと考えています。
私たちが考える「食と農」の取り組みとは「食」の品揃えや特別なことを目指すのではなく、「食」を通じて店舗、生産者、お客様をつなぐ場をつくること。そのために農産物の生産、調理、食文化といった広い視点で活動していきます。
ひとりで解決するのは難しいことも、生産者の方々の知恵や地域の皆さまとの交流、日々のくらしの中からヒントをいただきながら活動を重ねていくことで何かを変えることができるかもしれません。
無印良品 港南台バーズはくらしのかたちが変化する今、「ふつう」である事がどれだけ「特別なこと」なのか、豊かなくらしはこんなに身近にあるのだという事を伝えられる存在でありたいと考えています。
「食」にまつわる毎日の情報発信や皆さまとつながる場をつくること、そしてその場が地域の皆さまにとって当たり前にある存在であること、これが私たちが目指す食の大型専門店です。
一日も早く皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
生まれ変わる「無印良品 港南台バーズ」について、これからもおたよりにて随時、情報を発信していきますのでどうぞお楽しみに。
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無印良品 港南台バーズ