こんにちは。
無印良品ヨークベニマル東根です。
今回は、工場見学後に体験させていただいたコーヒーカッピング(※1)の様子についてレポートいたします。
(※1)コーヒーの香りや味を評価するために行うもの。
〈カッピングの流れ〉
①コーヒーを挽く
挽いた豆をそれぞれカップに入れ、乾いた粉の状態で香り(フレグランス)を感じてみます。
②お湯を注ぐ
お湯を注ぎ立ち昇る香り(アロマ)を確かめてみます。
③4分経ったらブレイクをする
上に浮いたコーヒーの粉の層をスプーンで割り撹拌しながら、コーヒーの香りを感じてみます。粉の層を割る瞬間、閉じ込められていた香りが一気に広がります。一番香りを強く感じられる瞬間です。そこからスプーンを底から混ぜるように、手前から奥に深く3回撹拌させます。
ブレイクをしている間は始終鼻を、鼻にスプーンがつくのでは??というくらいカップに近づけます。
④上澄みの粉と泡を取り除く
例えば、鍋の灰汁を取り除くときのように上澄みだけを取り除きます。
⑤テイスティング
・一口で啜れる量を掬います。
(テイスティングは、全て同じ量でそれぞれのコーヒーを試していきます。一口目にスプーンの半分で取ったならその後も同じ量で試していきます。)
・コーヒーを空気と一緒に音をしっかり立てて啜ります。
・口の中全体にコーヒーを広げます。
次に進む際は、別のグラスに入れた水にスプーンを落として、ペーパーにスプーンを立てて鳴らし水気を取ります。
こちらは私が実際にカッピングをしながら感じた香りなどをメモしたものです。ほとんどメモしていないのですが、フレグランス、アロマ、実際に口に含み感じる風味の印象がそれぞれ異なり、驚きの連続でした。
カッピングを行い、自分が好きな豆とその比率を選びオリジナルブレンドのコーヒーをお土産に持たせていただきました!
私は1番、2番、7番の豆を2:0.5:1でブレンドしました。
言葉に出来ないけどどこかで感じたことのある味だな、とか、これっぽい!と一緒にカッピングをした方々とお話したりとても楽しい時間を過ごせました。
皆さんもぜひ上記の手順を参考に、お家でもカッピングをしてみてはいかがでしょうか。
本日もご覧いただきありがとうございました。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。