こんにちは、無印良品マルエイガレリアです。
いつもおたよりをご覧いただき、ありがとうございます。
11月5日(土)と、11月13日(日)に開催されたワークショップの模様をお届けします。
座面が焼き物で作られ、湯たんぽの機能を持った椅子『Warm Stool』。
こちらは、名古屋を拠点に活動されているデザインスタジオBouillon(ブイヨン)によってデザインされた椅子です。
『一畳の展示会』に合わせて、週末にお茶会が開催されました。
愛知県常滑市の常滑焼で馴染み深い「朱泥」で作られた、見た目からも土の温かみを感じる座面と空間に馴染むシンプルな佇まい。
少しひんやりしている座面の栓を抜き、沸かしたてのお湯を注ぐと、直後から座面に温かくなってきました。
参加者の皆さんは、早速手を乗せたり座ったりして椅子の温かさを確かめていました。
この日はこちらの椅子に腰掛けながら、トミタ建設設計スタジオ主宰で大学や専門学校で講師をされている富田崇さんによるスパイスチャイの飲み比べを楽しみました。
テーブルに並んだ、香り豊かなスパイスやハーブたち。
これらを富田さんが皆さんのお悩みに合わせてブレンドし、丁寧にスパイスチャイを作って下さいました。
12種類ある中から今回は4種類を選んで飲み比べ。
一見同じチャイでも、入れるスパイスによって味はもちろん香りも色も様々。
煮立てたり、葉を蒸らす時間のお知らせの役割を皆さんが率先して下さいました。
富田さんとのお話が弾み、砂時計が落ちきっても皆さんで慌ててらっしゃる場面も。
終始和やかで温かい空気に包まれていました。
かわって13日(日)は、コーヒーカッピング体験を行いました。
講師が用意した様々なコーヒー豆をテイスティング(カッピング)していきます。
カッピングとはコーヒーの品質・特徴を知り、香りや味を評価するのにプロが行う方法なのだそうです。
普段はなかなか体験できないカッピングのやり方を、講師の方に教えてもらいました。
講師の石田さんは、自身がオーストラリアで出会ったコーヒーの甘さや香りに衝撃を受け、その時の感動をより多くの人に体験してもらえるよう活動されています。
カッピングに使う道具はこちら。
豆は国、生産処理方法などが違う5種類を用意していただきました。
カッピングスプーンを洗うのに、水を溜めたカップも用意されています。
複数のコーヒーが混ざらないように、1回ずつスプーンを水で洗い、ペーパーで余分な水分を落としながら行っていきます。
コーヒー豆を正しく評価するのはとても繊細な作業なんですね。
漠然とした感覚からフレーバーを分類するのは難しく、はじめは戸惑う方もみえましたが、講師の方に質問したり、何度も試して参加者の皆さんで意見交換したり、体験を楽しんでいただけたようでした。
最後は石田さんによるハンドドリップコーヒーと、お茶菓子をゆっくり味わっていただきました。
コーヒーの香りに包まれ、参加者同士の交流も生まれた楽しい時間になりました。
温かな飲み物で身体の内側から、温かい椅子で外側から、心も身体もポカポカになる素敵なひとときでした。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
ワークショップは終了しましたが、『一畳の展示会』はご好評につき期間を延長し、24日(木)まで開催しております。
こちらはお茶会で『Warm Stool』について話すデザインスタジオBouillon(ブイヨン)のデザイナー、服部さん。
11月18日(金)、19日(土)、22日(火)、23日(水・祝)も、服部さんによる『Warm Stool』のデモンストレーションを予定しております。
制作経緯や焼き物にまつわるお話も伺うことができます。
くわしくはこちら→イベント詳細
ぜひこの機会にお立ち寄りください。
今後もさまざまなイベントを開催します。
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