こんにちは。
広島アルパークです。
今年も、早いもので12月。年の瀬の音が聞こえてきました。今年も素敵な新年を迎えるための |しめ縄づくり|が開催されました。
年に1回だけのイベントなので、心待ちにされていた方も多いのでないでしょうか?
藁を手で綯う昔ながらのしめ縄作り体験。
その藁は、日本の棚田百選に選ばれている安芸太田町の|井仁の棚田 |広島の宝、おおたのタカラです。その棚田で、私たち無印良品が5月に田植えをし、9月に収穫した、思いの詰まった、 稲わらのみを使用し、しめ縄を作っていきます。
今年もご指導いただいたのは、庭能花園(にわよしかえん)の着能 松太郎さん。
この日は、井仁の棚田の愛くるしいおじいちゃん 河野司さんも駆けつけてくだり、イベントを盛り上げてくださいました。
さあ、皆でオリジナルのしめ縄を作ってみましょう。
STEP1 16本選ぶ| 16本選ぶには意味があり、2つに分けると末広がりの8本。8本を撚ることで、より幸せになるそうです。
STEP2 水につけて芯をなくす | 編みやすいように柔らかくするのですが、手でほぐしたり、慣れない木杵でたたいたりと子供たちは楽しそう。 ただ藁を押さえている親御さんは、ドキドキだったようです。
STEP3 撚る(よる)|足で押さえて、左右10回巻いて左を上に下にと…大人と子供と2人がかりです。あちらこちらから、先生、先生と着能さんは引っ張りだこでした。
皆さん、最後まで諦めず撚ってよって縛って、真剣そのもの。
一年元気に過ごせそうな、しめ縄ができました。これで、いいお正月を迎えられそうですね。
最後に、着能さんから自宅で飾り付けのおすすめアイテムを3つ聞きしました。
橙 | ミカンのことです。代々子孫が繁栄しますように。
まつぼっくり| 種が多くて、子孫繁栄で縁起がいい。
松 | 生命力。
そのほかに、広島の伝統的な和飾りの由来について幾つか聞いた中で、気になったのが、しめ縄の大きさによって飾る場所が決まっているそうです。どれも初めて聞くことばかりで、大人の方のほうが、興味津々の様子でした。
気になる方は来年、是非参加されてみませんか?
1年を通じ田植え、稲刈り、刈った後の根っこは次の肥料にと捨てるところがない稲の魅力を再発見できるかもしれませんよ。
これかも魅力あふれる広島が発見できるようなイベントをご案内していきます。楽しみにお待ちください。
無印良品 広島アルパーク
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