こんにちは。
無印良品 広島アルパークです。
1月14日、当店のOpen MUJIにてマルコメさんとフレスタさんによる|親子でみそづくり体験|を開催しました。
マルコメの味噌アンバサダー 、木内さんをお迎えし、まず味噌の特徴や種類、味、歴史をしっかり学んでいきます。
味噌は1,300年もの間、日本人の食や健康を支えてきた伝統発酵食品。そして、こんなに手軽にお味噌汁が作れるよう出汁入り味噌を作ったのは、実はマルコメさんが最初だと知り感謝してもしきれません。
日本人にとってなじみ深い味噌について学んだあとは、味噌の食べ比べ。
北海道から九州までさまざまな味噌があります。
米味噌、豆味噌、麦味噌、白味噌に加え、熟成度0ヶ月から6か月のものまでの10種類の味噌を食べ比べるなんて、楽しすぎます。
さて、子供さんの反応が気になるところです。
アイスでも食べる感覚でスプーンですくい、迷いなくパクッと一口入れたとたんに、「からい 」 と言ったり、口で押えたり水をのんだり大慌て。そもそも味噌だけを食べることはないので、かなり刺激的だったようですね。
それでも我が家の味噌を作るためにと、次からは、ちょっとすくっては味見をし、辛い甘いと味を確かめる姿は一人前。今回も新しい味の発見ができそうでワクワクしますね。
可愛いちびっ子たちと味噌づくりのスタートです。
STEP1 大豆を潰す。
会場内に大豆のいい香りがしましたが、ここからがハードです。
木内さんから 「 ここで大豆をきれいに潰せるかで味が決まる 」 の一言で、皆さんにスイッチが入ったようですが、思った以上に大変でした。大豆をただ潰すだけなのですが、潰れない。ひっくり返したり、机の角を使う必殺技をあみだしたりと木内さんの合格がもらえるまで皆さん真剣。
STEP2 米こうじを入れて、また混ぜる。「また混ぜるの?」と心声が聞こえてきそうです。
STEP3 塩を入れて、また混ぜる。
STEP4 種味噌を入れて、またまた混ぜる。みんな、そろそろ体力の限界かなぁ。頑張れがんばれ。
STEP5 空気をだす。
皆さん、頑張って仕込みが完成しましたね。
親御さんからは、こんなに体力が必要だと思わなかった、ハードでしたと笑いながら答えてもらい、十分に楽しんでもらえたようで安心しました。
今、こうして手軽に飲めるお味噌汁も、本来は前日から大豆を漬け、すり鉢でする、混ぜて大きな樽に入れていく大変な作業になるはずです。
今回は手のひらサイズのコンパクトな量でしたが、昔の人は一食用意するだけでどれだけの時間を費やしていたんでしょう。
一汁三菜と言いますが、味噌汁1杯飲むだけで、これだけ大変だったんだと改めて食の大切さ感じるイベントとなりました。
本日、参加していた子供たちは、今日作ったお味噌が5月まで食べられないと知り、がっかりしていましたが、この日が完成という正解の日がないので自分の好みの味になれば完成。
自分で育てる味噌って楽しいですね。味見をしながら新しい味の発見、育てる楽しみを経験して食への関心を深めてもらえたら嬉しいです。
これからの日本を担っていく子供たち。今、海外では日本食ブームです。日本人だからこそ、古きを知り新しきを知る。
味噌は基本の調味料である「さしすせそ」の「そ」にあたる発酵食品。
この伝統食品の味噌の良さをどう繋いでいってくれるのか楽しみです。
これからも無印良品は地域の皆様にワークショップを通じ食の大切さ、食の楽しみを繋いでいくイベントを開催していきます。
是非、イベント情報をご覧くださいね。
無印良品 広島アルパーク
無印良品 広島アルパークをフォローするとおたよりが届きます。