こんにちは。
広島アルパークです。
MUJI Renovation Clubでは、地域のリノベーション会社さまと無印良品が連携し、住まいのお手伝いをします。
無印良品に限らず、“リノベーション”という家づくりの方法を通して、
日本のくらしや住まいの在り方を考え、実践していくための活動をおこなっています。
本日は広島市東区を拠点に展開されています、
株式会社テクシード RE:FACTORYさまのリノベーション事例を紹介いたします。
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元々お住まいだったご実家の母屋をリノベーションすることになったお施主さま。
1階だけでも約140㎡の大きさがあり、家族4人の暮らしにはかなり広々としたお住まいです。
実はこの広さがゆえに反って物が増え、家事動線に困ることも。
そこで今回のリノベーションで行ったのは空間の断捨離。適材適所に収納を設け、広い空間を余すことなく使えるような間取り設計をしました。
さらには和室をアウトドアやバイクが好きなご主人と奥さまの遊び場「漆喰塗りが魅力的なインナーガレージ」に変身。この広さを存分に活かした趣味を楽しめる住まいをつくりました。
アウトドアやバイクがお好きなご夫婦のご希望から、和室をインナーガレージに。
和の面影を活かして、壁には黒漆喰を塗り和モダンな印象に仕上げました。
側面には有効ボードをはり、ペグを使ってお好きな位置に物をかけることができます。
床はモルタルの土間にして、気を遣うことなく作業ができるように!
インナーガレージの入口は、モルタル×ブラックで武骨スタイルに。
大型バイクでも出入りしやすい3枚引き戸にしました。
車での荷物を積み下ろしも楽チンです!
新しく製作した木製のドア。
外観は大きく変えずとも、お施主さま好みにイメージをガラリと変えてくれます。
雨に濡れないよう、頭上には大きな庇を新たに設けました。
以前は細かく仕切られた間取りと収納棚やお子さんのおもちゃなどが散在していたせいで、
広い家ながら狭い印象に感じられていました。
そこで隣の部屋とLDKを合体させて、開放的なLDKに変身!
LDKと隣の部屋間には柱と筋交いがあり、構造上取り除けません。
ちょっと発想の転換。あえて構造部はデザインとしてそのままに、大きなガラス窓を設置し空間をつなぎました。
腰壁にはベンチ兼収納スペースを設置。お揃いのカゴを使ってお子さんのおもちゃや学用品などをスッキリ収納するのも良いですよね!
家族がくつろぐ「テレビのお部屋(リビング)」
壁に埋め込んだテレビボードを造作。空間をより広くスッキリみせるためのアイデアです。
木の温もりを感じられる対面キッチンに。
元々あった天窓もこの明るさにひと役買っていますね。
木で造作した腰壁で、手元を隠しキッチンをすっきり見せています。
ゆとりある幅広い天板で、安心してお皿をのせることもできます。
また、腰壁には隠し収納を設置してごちゃごちゃしがちなキッチンを整理できるように。
後ろにはカップボードを設け、家電などを置くスペースとして。
物を適材適所に配置する、見せる収納にすることで物が溢れかえることを防ぎます。
カップボード裏には食器棚や買い置きの食材を置くパントリーにしました。
家で法事ごとも行うため、食器が多いお施主さま宅。
これなら、大きな食器棚など自由にレイアウトできます。
BEFORE
AFTER
■建物情報
種類 戸建て
築年数 28年(2021年竣工当時)
間取変更 4LDK→2LDK+インナーガレージ
施工箇所 全室
工事期間 2ヶ月
家族構成 夫婦+お子さま2人
■リンク
株式会社テクシード RE:FACTORYさまHP
MUJI Renovation Club HP
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