広島アルパーク

【アルパーク】5月つながる旬|山元農園さんのチンゲンサイ

ハウス

食のお便り/入荷情報

2024/05/01

3月、安芸高田市に行ってきました。
迎えてくれたのは、山元大介さん、笑顔が素敵な若手の生産者さんです。
採れたてのチンゲンサイの出荷作業中でした。

山元さんのチンゲンサイのパッケージには、山元さんの顔イラストのシールがついているのですぐわかります。
無印良品ではしばらく前から山元さんのチンゲンサイの販売をしているのですが、このシールについている生産者情報から、おいしかった!という喜びの声のご連絡が届いたそうです。山元さんも喜んでいらっしゃいました。

出荷作業
シール

 

山元さんは就農して5年。
農業を始める流れでよく聞くのが、移住して、圃場を見つけて、農業をスタートする、というお話なのですが、山元さんはちょっと違いました。


25歳のときに、就農支援会社の2期生として入り、そこで従業員として3年半お給料をもらいながら、研修を受け、2年目に7棟のハウスを譲り受けて独立したそうです。
一からすべてを自分で揃えるのではなくて、ノウハウを実地で学びながら、独立に向けて準備をできるのはとても魅力的だと思いました。
山元さんは、何かに挑戦する人生でありたいと考えて、農業を選んだそうですが、そういった志をお持ちの生産者を支える仕組みは心強いですね。


山元農園がある安芸高田市は、市をあげてチンゲンサイの生産を応援していて、10年前からチンゲンサイ部会があります。昨年、グループで1億円の売上を達成し、さらに認知度と売上規模を大きくしていくことを目指しています。
チンゲンサイ部会の先輩生産者さんとのつながりがあるのも新規就農の生産者にとっては心強いですし、グループだからこそ、産地化を目指すことができます。

産地パワーアップ事業という取り組みの中で、山元さんがつくるのは、チンゲンサイだけですが、販売先の確保や、グループの中でも平等に売る仕組みも整っており、生産に注力して安定した利益をとることができるそうです。

チンゲンサイ

 

圃場を案内していただきました。
立派なビニールハウスが7棟立っています。
中を見ると、生き生きとしたチンゲンサイが育っていました。
7棟のハウスをフルに使って、順次収穫できる体制を整えています。
 

チンゲン菜は、沖縄ではよく食べられる野菜ですが、広島ではまだまだ認知度が高い野菜とはいえません。 
山元さんのおすすめの食べ方は、シンプルに茹でてポン酢で食べること。
火を通してもシャキシャキ感が残り、噛むとジュワっと美味しさが広がるのが魅力で、和洋中どんな料理にも使える万能野菜です。
 

ハウスの前で


まだまだ可能性がたくさんのチンゲンサイを育てる山元さんは、とにかく元気。
職場は明るく楽しくがモットーとのことですが、その雰囲気がにじみ出るお人柄です。
 
圃場見学の最後に写真を撮らせていただいたのですが、山元さん、取材の際にはついついディレクターのようになってしまうそうです。
漫画の主人公のような赤いリボンの麦わら帽子でたくさんポーズを決めてくださって、楽しく撮影させていただきました。

楽しい農業を追求したい、という想いの山元さん。
農作物を通じてわくわくするような価値創造をお客様に提供したいとおっしゃいます。
わたしたちも応援させていただきます!

集合写真


 

 


 

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