こんにちは。
無印良品ルビットパーク大口です。
5月から始まった田んぼの学校もいよいよ大詰め。
ついに収穫の時を迎えました。
前日も雨が降ったり止んだり、当日の朝も雨がポツポツ‥
無事に最後まで稲刈りが終えられますように、と願いながら作業が始まりました。
田んぼの稲は先月よりもまた一回り大きく成長し、立派な稲穂をつけ、一面が黄金に輝いていました。
今回はご自宅で育てていただいていたバケツ稲も持参していただきましたが、稲穂の付け方や葉の色も実に様々。
バケツを置いていた場所の気温、日光や風の当たり方など、生育環境によって育ち方に差が出ることを学びました。
田んぼに移動したあとは、初めにご家庭で育てていただいていたバケツ稲の稲刈りをしました。
6月に田植えをしてから約4ヶ月。
毎日のように成長を見守ってきた大切な稲を刈り取ります。
小さなバケツの中でもこうして無事に育ってくれたことがとても嬉しく、みなさん大切そうにそっと刈り取っていましたよ。
そしていよいよ、田んぼの稲刈りです。
鎌の使い方を確認し、一株ずつザクザクっと刈っていきます。刈り取ったものは3束ずつにまとめて根元をくるくるっと束ね、竿にかけていきます。
みなさん束ね方のコツをつかむのが早く、作業も順調に進んでいました。
お父さんお母さんが刈り取って束ね、お子さんが竿にかける、など、グループの中で役割分担をされ、連携プレーでどんどん稲刈りが進みます。
束ねた稲を竿にかけていくこと、これが稲架掛け(はさかけ)と呼ばれる作業です。
竿にかけて干し、太陽の光を利用して籾を乾燥させる昔ながらの方法だそうです。美味しいお米になりますようにと願いながらかけていきましたよ。
そういえば、私が小さい頃も稲刈りのあとはこんな光景があちこちで広がっていたなぁと懐かしく思ったりもしました。
みなさん自分のグループの作業が終わると、まだ終わっていないところのお手伝いをしてくださり、協力し合って全ての稲刈りを終えることができました!
そして最後にコンバインの試乗もさせていただきました。
田植え機とはまた違い、大きな音を出しながらどんどん稲を刈って前に進んでいく姿は、迫力があり、とても勇ましかったですよ。
お子さんたちも一人ずつ運転席に座らせてもらい、かっこいい姿を間近に見ることができ、貴重な体験をしていただくことができました。
次回11月は、稲刈りのあとの工程、脱穀と籾摺り、精米の体験をしていただきます。
いつも食べている白いお米に会えるまであと少しです。
またその様子もお伝えしますので、楽しみにしていてくださいね。