こんにちは。
無印良品ルビットパーク大口です。
12月も中旬を過ぎ、2025年も残すところあと数日となりました。
今年は夏を感じる期間が長く、毎日暑い日が続きましたね。
この暑さに参ってしまったのは人だけではないはず。
農家さんが育てていらっしゃるお米や野菜たちも酷暑の中、懸命に生き、私たちの食卓を支えてくれました。
今日は田んぼの学校、最終回。
先日行われたしめ縄づくりの様子をお伝えしますね。
11月に新米をいただくことができ、お米作りは全ての過程を終えました。
そして今回は夏に青田刈りをした稲を使い、新年を迎えるためのしめ縄を作りました。
まずは縄を「なう」ところから始まります。
一晩水に浸しておくことで、乾燥していた稲は柔らかくしなやかになっており、その香りも感じることができました。
初めに三つの束に分け、両手のひらを擦り合わせながら二つの束に「より」をかけていきます。昨年に引き続き、この工程を実演していただく先生は服部農園の女将さん。
なかなか思うようにいかない難しい作業でしたが、初めて参加する方にもコツが分かるように、丁寧に説明してくださいました。
スタッフも参加させていただき、悪戦苦闘しながらなんとか仕上げることができました!
しめ縄の形が出来上がったら、飾り付けです。
しめ縄を飾る向きや飾る場所をイメージしながら、ご家族で相談しながら飾りをつけていきます。
水引きやナンテン、松ぼっくりなどを飾り付け、新年を迎えるにふさわしい華やかなお正月飾りができあがりましたよ。
最後にみなさんで記念撮影。
「素敵な新年が迎えられますように。」
5月から始まった田んぼの学校では、様々な状況の中で育つお米の強さを知ることができました。
そして1年365日、暑い日も寒い日も大雨の日も、どんな日でも欠かすことなく、農作物の世話を続けていらっしゃる農家さんの地道な努力や、様々なご苦労を教えていただくことができました。
田んぼの学校にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
そして、毎回色々な工夫をし、参加者のみなさまに楽しんでいただける内容を考えて準備してくださった服部農園さん、本当にありがとうございました。
今回も多くのお子さまが参加してくださいましたが、どの子も毎回とてもキラキラした目でお話を聞き、泥に入ったり、生き物を捕まえたり、一生懸命作業をしていました。
お子さまだけでなく、おとなの方も泥を触って服を汚したり、生き物図鑑を真剣に調べたり、普段の生活から少し離れ、休日のひとときに貴重な体験していただけたかなと思っています。
私たちが田んぼにお邪魔するのは月一回だけでしたが、服部農園さんは通常のお仕事と並行して、みなさんの稲を常に見守り続けてくださいました。
今回体験していただいたことが、みなさまの心に残り、農業への興味や、食べ物をいただくことへの感謝の気持ちに繋がると嬉しいです。
来年度も田んぼの学校の開催を予定しております。
みなさまへのお知らせは、3月頃を予定しておりますので、楽しみにお待ちくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。