ヨシヅヤ笠松

【ヨシヅヤ笠松】デニムのすゝめVol.2

デニムのすゝめ2

スタッフのおすすめ

2023/10/16

こんにちは、無印良品 ヨシヅヤ笠松です。
 
前回は「デニムパンツの特徴」をご紹介しましたが、
本日は「デニムパンツの種類」についてのおたよりです。
 
無印良品では豊富なシルエットのデニムパンツを取り揃えています。
 
シルエットの種類は
婦人 スキニー、スリム、レギュラー、バギー
紳士 スキニー、スリム、レギュラー、ワイド
の各4種類ずつ。
 
今回はシエルエット毎に紹介していきます。
 
まずは、スキニー、スリムから。
デニム1枚目

前回のおたよりでも紹介しましたが、
身体に沿ったシルエットのデニムパンツには
履きやすさを重視し、ポリエステルとポリウレタンが数%含まれています。
 
デニム2枚目
「数%でそんなに変わるの?」と思われる人もいると思います。
実際に試着されるのが一番なので、是非店舗にてジーンズを伸ばしてみてください。
 
伸縮性があるので、細身でありながらも履きやすく、脚をすっきり見せることができます。
 
脚を細長く見せたい方や、動きやすさを重視する方は
スキニーかスリムのシルエットをおすすめします。
 
・レギュラーシルエット
デニム3枚目
ジーンズの中で一番定番のシルエットがレギュラーです。
1本持っていれば、必ず役に立つでしょう。
 
裾に向かって細くなるテーパードがかかっているので
腰回りはゆったりとしていながらも裾はすっきりとしており
野暮ったい印象もありません。
 
どんなトップスにも合うので飽きもきません。
 
ジーンズを初めて購入する方、トップスをたくさん購入したいからパンツは1本で良い。
という方におすすめです。
 
・バギー
デニム4枚目
バギーは婦人限定で発売されているシルエットです。
 
トップボタンが2つあるので、ボタンを調整することで2通りの
履き方を楽しむことができます。
デニム5枚目
デニムパンツでは珍しく、センタープレスが入っています。
センタープレスがあることで、カジュアルだけでなく、きれいめに履くこともできます。
 
少し話はそれますが、
みなさん「バギー」はどういう意味か知っていますでしょうか。
このおたよりを書いているスタッフも調べるまで知らなかったので、ここでご紹介させて頂きます。
 
バギーは英語で「baggy」と書き、「袋のような」という意味があります。
なので、「袋のようにぶかぶかなシルエット」というのがデニムでいう「バギー」です。
 
・ワイド
デニム6枚目
紳士でもワイドシルエットのデニムパンツが発売しました。
 
股上が深く、裾まで太めで全体的にゆったりとしたシルエットです。
こちらの商品もレギュラーシエルエットと同様オーガニックコットン100%です。
また、銅製の打ち抜きリベットや配色ステッチなど環境を配慮した上で本格さも味わうことのできる1本です。
 
トップスもオーバーサイズで合わせることで抜け感のある
スタイリングが楽しめます。
 
ゆったりとしたサイズ感で履きたい、トレンドのスタイリングを楽しみたい方に
おすすめです。
 
是非、店舗で様々なシルエットのデニムパンツを試着してみて
お気に入りの1本を見つけて下さい。
 
・本日のデニム知識
 
ジーンズ最大の魅力は「色落ち、経年変化」ですが
なぜ、ジーンズは色落ちが発生するのでしょうか。
 
理由は、ジーンズの染料と染色方法にあります。
 
ジーンズは「インディゴ」という染料で染色されているのですが、
この「インディゴ」には「染まりにくく、色落ちしやすい」という特徴があります。
さらに「ロープ染色」という特殊な染色方法によって糸の外側だけが染まっており糸の中心は染まっていません。
 
染まっている「外側」だけが摩擦等で削れることで糸の白い部分が現れるのです。
この現象が「色落ち」や「アタリ感」と呼ばれ、ジーンズの魅力に繋がっています。
 
なぜ「ジーンズ」に「インディゴ」が使われているかについては、アメリカのゴールドラッシュの時代(1848年〜1850年半ば頃)まで
遡るのですが、説明すると長くなるので気になった方は是非調べてみて下さい。
 
次のおたよりは「ジーンズを履くときに気をつけるべきサイズ感」です。
お楽しみに。