こんにちは、無印良品ヨシヅヤ笠松です。
本日は「ジーンズを履くときに気をつけるべきサイズ感」についてのおたよりです。
ジーンズを履く上で大事なのが「シルエットの美しさ」です。
美しく履くためには「適切なサイズ」でジーンズを着用する必要があります。
今回は、ジーンズを美しいシルエットで履くために気をつけるべきポイントを紹介してきます。
・ウエスト
まずはウエストがきつく感じないかを確かめましょう。
適切なサイズとしては
「ボタンを閉めて少し屈んだ状態で指が2〜3本入るか」です。
試着の段階で少しでもきついと感じたら1サイズ大きい商品の試着もしてみることをおすすめしています。
理由は二つあります。
1つ目は試着の段階では丁度良くても、実際に日常生活を送るときついと感じることや、動きづらさが出てくることがあるからです。
なので、試着後は屈んだり、歩いたりして動いてみましょう。
2つ目はジーンズが「綿製品」であり「綾織物」なので、
洗濯すると多少なりとも縮むからです。
ジーンズは革ベルトとの相性も良いので、ジャストすぎるサイズを購入するのであれば1サイズ大きいジーンズを購入してベルトを締めてみるのはいかがでしょうか。
・ヒップ
サイズが合っていないジーンズを履くとタイトなシルエットのものは特にヒップ周りにシワが現れます。
シワがあるとシルエットが崩れ、美しく見えなくなるので注意して確認しましょう。
具体的には
ヒップやウエストのサイズが合っていないとヒップの上部分にシワが入ります。
また、股上が合っていないとヒップの下あたりにシワが入ります。
ヒップはジーンズ全体のシルエットの中でも重要な箇所になってきます。
なので、必ず試着後は鏡でシルエットを確認するとともに、シワが入っていないかも確認していきましょう。
・レングス(すそ丈)
レングスもジーンズのシルエットの美しさに左右してきます。
実際に合わせたいくつを履いた上で調整することをおすすめします。
無印良品では、購入後も裾直しを承っていますので、
裾直しをせずに1度着用してみるのも良いと思います。
理由としては、裾が長いと色々なロールアップを楽しめるからです。
当然ですが、切りすぎてしまうと元には戻せないので、ロールアップを試し、自分に合う履き方を見つけた後に裾直しをする。でも良いのではないでしょうか。
無印良品では、豊富な種類のデニムパンツを取り揃えています。
この機会に是非、店舗でデニムパンツを試着してみてください。
・本日のデニム知識
今回は、ロールアップの種類についてです。
先ほど様々なロールアップを楽しめると書いたのですが、このおたよりを書いているスタッフは3種類程のロールアップを楽しんでいるので紹介させて頂きます。
・ワンロール
一般的に行われているのがワンロールです。
裾を1回だけ折り返すロールアップなので、皆さん1度はしたことがあるのではないでしょうか。
このロールアップで大事なのが「ロールアップする幅」です。
幅が細ければよりきれいめに、太ければ太いほどカジュアルな印象になります。
履く靴によって使い分けると全体の印象も変わるので色々な幅を試してみて下さい。
・ダブルターンナップ
スタッフが最近1番しているのがこのロールアップです。
このロールアップを行うことで裾を大幅に変えることができるだけでなく、ハイカットのスニーカーやブーツの全体が
見えるようになるので靴の存在感も出すことができます。
ロールアップの仕方ですが、
まずは太めにワンロールをします。
その後に、裾がみえるように折り返します。
たったこれだけですが、裾丈も印象もガラッと変わります。
また、裾の「色落ち、アタリ感」を見せることができます。
・ピンロール
このロールアップは裾を絞ることができるので、太めのジーンズの印象を大きく変えることができます。
よりカジュアルな印象になるので、ローカットのスニーカーなどと合わせてみてはいかがでしょうか。
ロールアップの仕方ですが、
裾の内側を横に折り込みます。
折り込む幅で絞る幅が変わるので、是非自分に合った絞り幅を見つけて下さい。
その後、折り込んだまま、2〜3回ロールアップします。
1回のロールアップだと折り込みが解けるので注意しましょう。
ダブルターンナップとピンロールはしたことない人が多いと思うので、
この機会に是非試してみて下さい。
次回は最終回「ジーンズの洗濯、保管方法」です。
お楽しみに。