スーパーセンターオークワ南紀

【SCオークワ南紀】 祖母の味「おかいさん」をいまの台所で

ちゃがゆ

食のお便り/レシピ

2025/08/12

こんにちは。スーパーセンターオークワ南紀です。

朝夕に少しづつ涼しい風が混じるようになりましたね。

今回は夏の疲れをやさしく癒す、郷土の味をご紹介いたします。
 

 

祖母の家には「おかいさん」がいつもありました。

「おかいさん」は少ないお米をお茶で炊いた茶粥(ちゃがゆ)のこと。

奈良、和歌山、三重の一部などで親しまれてきた素朴な郷土の味です。

 

香ばしい熊野のお茶で炊かれた、さらっと優しいおかゆ。

少しのお米とお茶があれば、体にすっと染み入るような、ほっとする一椀が出来ます。

とうもろこしや、芋類、かぼちゃ、かき餅...身近な季節の素材を加えるのも、家庭ならではの楽しみ方でした。

するするとお腹におさまる、ほっとする味。

子どもだった私は気付けば何度もおかわりしていました。

 

今ではこの茶粥を知っている人が少なくなってきています。

一方で、長く食べ続けてこられた方々にとっては、変わらぬ日常の味でもあります。

だからこそ、今の暮らしの中であらためてこの味を伝えていけたらと思い、

無印良品のお茶を使って”わたしの茶粥”を作ってみました。

 

定番のほうじ茶は、一番馴染みのある味わいですが、

茶粥を炊く、そんな日常が残っているなら、お茶を変えてみるだけで

新しい”いつもの味”が見つかります。

無印良品ではアレンジとしてこんなお茶もおすすめです。

 

・とうもろこし茶:ほんのり甘く、香ばしさと優しさが広がります。

 お子様にも人気のやさしい風味。

・黒豆茶:まろやかでコクがあり、ほんのりとした甘さ。

・そば茶:香り高くすっきりした後味。冷やしても満足感のあるお粥に。

 

どれもティーバッグで簡単に煮出せるので、気分に合わせて色々試したくなります。

暑くて食欲の落ちるこの時期には、冷やして食べる茶粥もおすすめです。

さらっと食べられるうえに、体の中からすっと整えてくれるようなやさしさがあります。

忙しい日にも、ゆっくりしたい朝にも。

気になった方は、ぜひ一度、作ってみてくださいね。

 

レシピ(1~2人分)所要時間 約20分

お米 1/2合(洗っておく)

無印良品 水出し国産黒豆茶(ティーバッグ)1袋

水 約1000ml

塩 お好みの量今回は小さじ1/4) 

ちゃがゆ

①深鍋で沸騰させたお湯にティーバッグと米を入れる。

②再沸騰したら、米がくっつかないように鍋の底から おたまでゆっくりと混ぜる。

ちゃがゆ

③ふたをせずに、お米を踊らせるように、お米が好みの方さになるまで

中火で13~15分煮込む。(頻繁に混ぜない)

(途中、お茶がお好みの濃さになったらティーバッグを取り出す)

④あくをすくい取って、お好みの量の塩を加えてひと混ぜし、火を止め約5分蒸らす
ちゃがゆ

梅干し、漬物などお好みのものと一緒にどうぞ。

ちゃがゆ


 

 

 

 

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