地元の木材を使ったモノづくりをしておられる「MORIMO」さんをお招きし、森のお手入れから生まれた「間伐材」を使用した、お香立てとアロマディフューザーを作るワークショップを開催しました。
「MORIMO」さんは神奈川県相模原市にて、相模原市と連携した地元の材で作る小学校の机の天板製作や、ノベルティの製作、年間30回を超える木育のイベントに参加するなどの取り組みをしています。2023年「森と人をつなげる」活動が富山でも始まり、地元の木材でモノを作り、触れる人を増やす。
自然やモノを大切に想う仲間を増やしていくことで、子どもたちにも少しでも良い未来のカタチを残していく。そんな想いを持って活動しています。
ワークショップでは、森の手入れから生まれた「間伐材」を紙やすりで丸く削り、お香立てには真鍮のパイプを埋め込みます。
完成した木のディフューザーには、アロマオイルを数滴垂らして香りを楽しむことができます。
イチョウ・サクラ・スギ・コナラ・ヒノキ・ケヤキの6種類の間伐材の中から選び、粗い紙やすりと細かい紙やすりを使って木を丸く削ります。
インテリアに合うようにあえて角を少し残したり、手のひらでやわらかく包み込まれるほど丸く仕上げたりと、お好みに合わせて時間をかけて削っていきます。
ヒノキの良い香りや、木が少しずつ削られていく音がとても心地よい時間となりました。
出来上がった作品の豆皿をご提供いただいた「ROKA STYLE」さん。
色とりどり、様々な形の豆皿は、出来上がったお香立てや、ディフューザーの乗せることで価値あるものへと生まれ変わりました。
「濾過する」という意味を持つ「ROKA」を社名に掲げ、社会的に不用品と判断されたものを「リメイク」「清掃」「救出」することで、新たな価値を生み出す事業をしています。
日本古来の伝統工芸品や骨董品をはじめ、古き良きものや形を変えたものを通じて、人々の暮らしに彩りを添え、豊かさを与えることを目指しています。
子どもたちに木に触れてもらいたいと設置した積み木コーナー。
「次は何つくる?」とお話されながら、自由な発想でお馬さんやお山などの形が出来上がりました。木と木の合わさる音、崩れる音など、小さなころの光景を思い出す、とても懐かしい空間となりました。
不定期ではございますが、無印良品砺波ではワークショップを開催しています。
次回のワークショップの情報はMUJI passportアプリよりご案内しております。
是非みなさまのご参加をお待ちしております。
無印良品 砺波