ヨシヅヤ可児

特定非営利活動法人「縁塾」の松尾さんにお話をうかがいました。

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イベント・地域情報/地域情報

2023/12/06

こんにちは。無印良品ヨシヅヤ可児です。

2015年に特定非営利活動法人「縁塾」を立ち上げられた初代理事長でもあり 現在は顧問をされている 松尾和樹さんにお話をうかがいましたので その様子をご紹介します。
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【無印スタッフ】まずは 〝縁塾とは?“ という大きな全体のことを教えてください。

【松尾さん】縁塾は 学校と地域を繋ぐコーディネート団体です。
家庭と学校と地域を繋ぎ 共にイキイキとしたまちを作るという理念のもと活動しています。

【無印スタッフ】そうなんですね。イキイキとしたまちづくりに力にならせていただきたい!という思いは 私たち無印良品も同じです。
特に今 力を入れていることは 何ですか?

【松尾さん】次世代の人材育成です。まちづくりはヒトづくりだと私たちは思っているからです。
可児市の10年20年先を支える貴重な人材を今からみんなで大事に育てていきましょう!ということを訴えて活動しています。
現在は、加茂高校や東濃高校に行き、1年生に キャリア教育プログラムを授業時間内で提供させてもらっています。
例えば、東濃高校では 今回は18時間 いただいています。

 
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【無印スタッフ】キャリア教育って、どんなことをするんですか?

【松尾さん】人生教育です。どうやってこれから先、生きていくか!あなたの人生をあなたらしく、自分の頭で考えて 自分で行動していくための学びです。その力が身につくとイキイキとした人生になっていきます。そういう人たちが暮らすまちはイキイキとしています。
まちをイキイキさせるためにはそこに生きている人たちにどうやってイキイキ暮らしてもらうのか?ということをいつも考え活動しています。
特に大切にしていることは 言葉で伝えるよりも イキイキしている自分達の背中を若い人たちに見せることです。
そのために、地域で活躍している方や企業の方に講師になってもらい生徒と接する機会をつくります。

2代目3代目の理事長たちとは 彼らが高校1年生のときに縁塾で出会いました。
現在は社会人になり仕事をしながら 縁塾の活動をしてくれています。
2人とも現在は可児市外に勤めていますが、活動のために有給や休日を使い、今も可児市のために動いています。
彼らのように、自分が高校生のときにやってもらったことが、大変なこともあったけれど それ以上に楽しかった。そういった生徒たちが高校卒業後は運営側になるという循環ができています。

最初は地域の大人で運営していましたが、いまはそのような循環の中 育った生徒たちが運営をしています。
やらなきゃいけないじゃなくて 楽しいからやりたい で動いています。その背中を見ている若者がまた引き継いでいってくれる、そういった循環をもっと作っていきたいです。

【無印スタッフ】まさに 無印良品ヨシヅヤ可児でも そういった循環の中でイベントスペース『オープンMUJI』を地域の方たちと活用したい、と思っています。縁塾さんと無印良品ヨシヅヤ可児が一緒にやれそうなことはどんなことでしょう?

【松尾さん】高校生たちと一緒に何かやれるといいですね。きっと図書館スペースで勉強するだろうし 無印も好きだろうから集まってくると思います。その子たちと何かできたらいいですね。
例えば、ミライブなので ミライ部 みたいな。部活動みたいに、ミライ部部員たちと 何をやりたいかから相談していくのもいいですね。
また、外国籍の子たちの中には 英語が堪能な子もいますから そういった それぞれの子の得意なことを発揮できる場にもなるといいですね。

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松尾さん 貴重なお話を聴かせていただき ありがとうございました。

無印スタッフには大学生もいますので そういった若いスタッフも交えて ミライ部を実現できたらいいなぁと思います。
縁塾さんのお話をお聴きして、私も高校生の頃 縁塾さんのキャリア教育に出会えていたら すごく楽しかっただろうなぁと想像しただけでワクワクしました。
様々な体験を地域の方々にしてもらえるようにと 無印良品ヨシヅヤ可児内には『オープンMUJI』というフリースペースがあります。
 
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地域のみなさんに どんどんこのスペースを活用していただけたらうれしいです。
『オープンMUJI』で「こんなことをしてみたい」というアイデアやご意見がありましたらぜひお聞かせください。

無印良品 ヨシヅヤ可児