こんにちは。
無印良品金沢フォーラスです。
昨年12月に開催し、大好評だったイ草を使った「しめ飾りつくり」のワークショップ。
その時にご縁がつながったのが、小松市にある石川県で唯一のイ草農家『宮本農産』です。
以前お伺いした際に、イ草の栽培について教えていただきました。
2年近くかけて育てるイ草の収穫時期は、7月。ということで、またまたお邪魔してきました。
車を走らせ、教えてもらった場所へ行くと、壮大にひろがる田んぼの中に、青々と育ったイ草畑が。
近づいていくと、雨の中トラックにイ草をつめこむ宮本さんの姿がありました。
「お久しぶりです~お邪魔しま~す」
「こんな雨の中でもやるんですね~」
「雨の方が、イ草が乾燥しないから刈り取りしやすいんですよ」
厳しい冬を乗り越えた、強くたくましい青々としたイ草は、宮本さんの肩くらいまで成長していました。
どんどん刈り取って、束にしていきます。
刈り取ったイ草は、乾燥させた後、冬まで倉庫で保管し、じっくりと出番を待ちます。
手間暇をかけて、大事に育てられたイ草だからこそ、あの丈夫でたくましい畳表(ござ)が作れるんですね。
雨の中黙々と作業されている宮本さんとスタッフさんを間近で見て、改めて、人間の自由にならない自然を相手にしている、農家の方々のたくましさを感じました。
宮本さん、お忙しい中ありがとうございました。
※今年も『宮本農産』のイ草を使った「しめ飾りつくり」のワークショップを開催予定です。また、ご案内いたしますので、楽しみに待っていてくださいね。
無印良品 金沢フォーラス