【ゆめタウン出雲】年越しに出雲そばはどげー？

こんにちは。ゆめタウン出雲です。
 
本日は、無印良品から発売された
「出雲そば」をご紹介します。

出雲そばは出雲地方を代表する食文化です。
特徴の一つとして、一般的なそばと比べて
見た目が黒っぽいところにあります。

通常そば粉を作る時は、
殻をむいたそばの実を
一番粉から四番粉に分類します。
出雲そばは粉の選別をせず、
玄そば（殻のついたそばの実）を
そのまま挽き込む「挽きぐるみ」
と呼ばれる製粉方法で作ります。
そのため色は黒っぽくなりますが、
栄養価と香りが高く、風味と食感の
良いそばが出来上がるそうです。
そばの食べ方は、
かけそば、ざるそば、釜揚げそばの
３つの食べ方があります。

釜揚げそばは出雲大社をはじめとした
神社周辺が発祥といわれています。
全国の神々が集まる旧暦の10月、
出雲地方の神社では「神在祭」が
執り行われますが、昔はこのお祭りの際に
神社の周りに屋台が出て、温かい釜揚げで
新蕎麦を振舞っていたのが、
出雲そばのはじまりと言われています。
 
無印良品がおすすめする
食べ方は釜揚げそばです！
釜揚げそばで食べる場合、
①1リットル以上の沸騰したお湯に
そばをふりいれ、箸で軽くほぐし4分ゆでます。
②ゆで上がったそばをそのままどんぶりに取り上げ、
ゆで湯を適量いれます。
 
③薬味を添え、そばつゆを加えてお召し上がり下さい。
そばつゆはお好みの濃さに調整して下さい。
  やさしい味わいで、心身ともに
ほっとできる一杯です。



次にご紹介するのは、ざるそばです。
出雲といえば、割子（わりご）！
丸い3段の器にそばが盛られた、
冷たいそばです。
のり、ネギ、もみじおろしなどの薬味と
つゆの入った土瓶が添えられます。
 
丸い漆器にそばを盛り、薬味とそばつゆを直接かけます。 3段で1人前ですが、地元の人は、丸い器のことを1枚、2枚…
と数え、割子5枚！などと注文します。
薬味を入れ、つゆを少しかけ、香りとこしを味わいます。

出汁にもこだわっており
鰹節、昆布、椎茸で
しっかり出汁をとっています。
合わせ出汁にすることで、
食べ始めから食べ進んだ後まで、
しっかりとした余韻が残るように
仕上げました。

パッケージに二八そばと
表示がありますが、二八蕎麦の「二八」は
蕎麦の材料である蕎麦粉と小麦粉の比率であり、
蕎麦粉が8割であり、
小麦粉が2割という割合を指します。
この割合で蕎麦を作ることで、
蕎麦の食感に特徴的なしなやかさが
加わるそうです。

最後にかけそば（温かいそば）
をご紹介します。
今回は、月見そばにして
食べてみました。
とろろと卵の黄身が麺に絡んで
食べ応えがありました。

   
神々がお集まりになる祭りから生まれた食文化、
とろみのあるそば湯に浸かった香り高い出雲そばを食べながら、
年越ししてみてはいかがでしょうか？
 

おいしいけん、食べてみるだわ！
（美味しいので、ぜひ食べてみて下さい）