イオンモールいわき小名浜

【イオンモールいわき小名浜】クリーニングデイに参加しました|まちあるき

キービジュアル画像:クリーニングデイに参加しました|まちあるき

イベント・地域情報/地域情報

2019/09/17

フィンランド発祥のクリーニングデイというイベントを知っていますか?2012年から年2回(5月4週目と8月の最終週の土曜日)開催されている、
世界同日開催のリサイクル・カルチャー・イベントです。リサイクルのハードルを下げること、地域交流を目的としてオフィシャルサイトに登録すれば、
誰でもフリーマーケットを開催できるという、日本でも広がりつつあるイベントです。
フィンランドの基本コンセプトを踏まえ、日本のクリーニングデイは「アップサイクル・マーケット」をコンセプトとして、リサイクルやリユースだけでなく、ものに新しい価値(ストーリー)をつけて古い不要なものを生まれ変わらせることを目指して開催されています。

いわきでは、植田町にある「CAFE Kiitos(カフェ キートス)」のオーナー赤石さんが4年前からお店で開催しています。
年々認知度も上がり参加者も増えて規模が大きくなってきたことから、今年は企画の段階からボランティアスタッフを募ると知って、
ほぼ毎年クリーニングデイに参加してきた CAFE Kiitos ファンのわたしは、今年はボランティアスタッフとして参加しました。


昨年まではバサーの形で行なってきたアップサイクルを、今年は日本の昔話のわらしべ長者にならい「わらしべアップサイクル」と銘打ち、物々交換の形で行ないました。
交換したいと思ったら、交換基準の“お約束”に基づいて、代わりに自分の不要品をコメントを付けて置いていってもらう形で、アップサイクルは麦わら帽子からスタートしました。

ものが入れ代わる度に、担当スタッフが写真撮影してSNSに投稿するのと同時に、イラスト担当スタッフがすぐに絵を描いて掲示板に貼り出していきました。
何が何に代っていったのかが参加者のみなさんにわかりやすく伝わり、時間の経過とともに物々交換の加速度が増し、担当スタッフは大忙しでした。

アップサイクル・マーケット以外にも店内には物販ブースもありました。手染めバンダナ、ミリタリーユーズド生地をリメイクしたバッグやオリジナルクラフト雑貨や洋服、食べられるほうずきなどの無農薬野菜が、制作した作家さんや生産者さん本人と対話しながら買い物ができて、どのブースもとても賑わっていました。

また、豆皿作りや毛糸で小物をつくるワークショップも開催され大人気で、最後まで活気と笑顔がいっぱいのイベントになりました。

わらしべアップサイクルはスタッフも参加できたので、わたしは麦わら帽子と茶髪のウィッグを、持参した私物とそれぞれ交換しまして、黒髪から変身してイベントに参加していました。最終的には掲示板に貼りきれないほどの、ものの物語が紡がれていきました。
クリーニングデイは、自分の不要品が誰かのものになって、また物語がつながっていくことが感じられる、リサイクルの楽しみが広がるイベントだとあらためて思いました。
今年はボランティアスタッフとして関わったことで思い入れも強くなったので、来年も何かの形で参加して、いわきのアップサイクルの輪を楽しく広げていきたいと思いました。

 

無印良品イオンモールいわき小名浜

 

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