しいたけの原木栽培をされているファーマーズハウスさわの中村さん。
市内では震災以降、生産者の方の高齢化なども進み減少してしまっている原木栽培。栽培に必要な原木のための伐採は森林の環境の維持にもつながり、シイタケ栽培をしている生産者の方だけではなく多くの方が携わって成り立つのも魅力です。
使い終わった原木は肥料となったり、くわがたの育成などにも需要があり、その後も使い道があるそうです。
また、自然に近い栽培は適度な必要な菌への刺激でおいしいシイタケができるのも原木栽培へのこだわりです。
今回は原木栽培を知ってほしいと店内で原木などの展示を行います。菌がしっかり原木に入っている様子がわかる輪切りの原木やシイタケの香りを体験できる干ししいたけの粉末などもご用意いただきます。希望する方はシイタケ栽培には不要になった原木を昆虫育成用などとして販売も行います。
ふだんは採られたパックや袋でしか見たことのないしいたけの栽培の実物をみる貴重な機会です。ぜひ実際にみて触れてみてください。