環境に配慮した
天然素材の収納用品

環境に配慮した天然素材の収納用品

無印良品では、地球環境に配慮し未来に向けた生活や商品の在り方を考え
プラスチック商品の代替素材への移行を推進しています。
その中で、竹材やウォーターヒヤシンスなど「天然素材」を使用した収納用品をご紹介します。

無印良品では、地球環境に配慮し未来に向けた生活や商品の在り方を考え
プラスチック商品の代替素材への移行を推進しています。
その中で、竹材やウォーターヒヤシンスなど「天然素材」を使用した収納用品をご紹介します。

重ねて収納や整理ができる

ボックス・バスケット

重なるボックス竹材のイメージ

重なるボックス竹材

生長の早い竹材を活用し環境に配慮した収納用品。
ボックスは、天然素材ならではの風合いと経年変化を楽しむことができます。

なぜ天然素材「竹」を
使用するのか

丈夫な素材で、永く使えますのイメージ
丈夫な素材で、永く使えます
竹は生命力が強く、切っても生えてくる持続可能で丈夫な天然素材です。
伐採された竹は、強靭かつしなやかな材質から幅広く活用され、人々の暮らしを支えてきました。中でも中国では、切る、割る、曲げる、編む、組み立てるといった加工技術がひときわ発展し、この地に根付いた素材と知恵により、無印良品の竹材家具や編みかごは生まれました。

持続可能な商品として生まれ変わることで、必要な時に必要な分を追加することもでき、天然素材ならではの経年変化などを感じながら永くお使いいただけます。
価値を見出しながら、環境を守りますのイメージ
価値を見出しながら、環境を守ります
竹は二酸化炭素吸収力のある、環境負荷の少ない天然素材です。
一方で、非常に早く生長し、根元から切ってもわずか3~5年で元の高さまで戻るほど生命力が強い素材でもあります。放っておくと繁殖しすぎてしまい、竹林と周辺の環境を悪化させてしまうため、適度な間引きが必要だと言われています。

ただ竹を伐採するのではなく、周辺環境を維持できる分を適切に管理し、捨てられるはずの竹が商品として生まれ変わることで、新たな価値を見出します。
重なるバスケットラタンのイメージ

重なるバスケットラタン

ラタンの曲げやすく肌合いが滑らかな長所を生かした、積み重ねができる収納用品。
軽くて扱いやすく、やさしさのある手編みのバスケットに仕上げました。

重なるバスケットブリ材のイメージ

重なるバスケットブリ材

良質な天然のブリ材を手編みし、無塗装・無漂白で自然の風合いを生かしました。
溝があり積み重ねてもお使いいただけます。

手軽に移動や整理ができる

かご・袋・バスケット

バスケットウォーターヒヤシンスのイメージ

バスケットウォーターヒヤシンス

生長が早い水草をただ除草するのではなく、バスケットとして有効活用しました。
現地職人が一つずつ手編みで仕上げています。

なぜ天然素材
「ウォーターヒヤシンス」を
使用するのか

手編みだからこそ、素材の持ち味を生かしますのイメージ
手編みだからこそ、
素材の持ち味を生かします
ウォーターヒヤシンスのかごは、一つずつ丁寧に現地の職人が手作業で編み上げています。
生長が早いため、増えすぎると河川の交通や環境に悪影響を与える浮草を、いくつもの手作業を施すことで、軽くてやわらかな素材の持ち味を生かした収納へと生まれ変わります。

1日の中で一人が編める個数は大きなバスケットで1個。決して多くはなく、手間や時間のかかる工程であっても手編み文化を守り生かすことで、編み目や色合いなど様々な表情を感じていただけます。
現地で完結するから、雇用貢献と文化の継続に繋がりますのイメージ
現地で完結するから、
雇用貢献と文化の継続に繋がります
べトナム南部にあるロンアン省が、 無印良品の収納用品に使われるウォーターヒヤシンスの産地。
この植物は、わずか3~4週間ほどであたり一帯を埋め尽くすほど繁茂し、水辺の生態系を崩すことから、人々の悩みの種にもなっています。ただ除草するだけでなく、何かに活用できないか考え、編み出されたのが太く長い茎を生かした手工芸です。

手編みの文化を古くから支えているベトナム北部のニンビン省にて、無印良品のウォーターヒヤシンス商品は生まれています。街へ出てアルバイトなどを行うこともある地域の農家さんが、編み子として兼業しながら生まれるかごは、その地域で一つずつ編まれることで雇用貢献に繋がるだけではなく、手編み文化そのものを繋いでいるのです。
かご竹のイメージ

かご

生長の早い竹材を活用し環境に配慮した収納用品。
かごは一つひとつ手作業で編み上げ、やわらかな質感で風合いが生まれています。

なぜ天然素材「竹」を
使用するのか

丈夫な素材で、永く使えますのイメージ
丈夫な素材で、永く使えます
竹は生命力が強く、切っても生えてくる持続可能で丈夫な天然素材です。
伐採された竹は、強靭かつしなやかな材質から幅広く活用され、人々の暮らしを支えてきました。中でも中国では、切る、割る、曲げる、編む、組み立てるといった加工技術がひときわ発展し、この地に根付いた素材と知恵により、無印良品の竹材家具や編みかごは生まれました。

持続可能な商品として生まれ変わることで、必要な時に必要な分を追加することもでき、天然素材ならではの経年変化などを感じながら永くお使いいただけます。
価値を見出しながら、環境を守りますのイメージ
価値を見出しながら、環境を守ります
竹は二酸化炭素吸収力のある、環境負荷の少ない天然素材です。
一方で、非常に早く生長し、根元から切ってもわずか3~5年で元の高さまで戻るほど生命力が強い素材でもあります。放っておくと繁殖しすぎてしまい、竹林と周辺の環境を悪化させてしまうため、適度な間引きが必要だと言われています。

ただ竹を伐採するのではなく、周辺環境を維持できる分を適切に管理し、捨てられるはずの竹が商品として生まれ変わることで、新たな価値を見出します。
かごシーグラスのイメージ

かごシーグラス

環境負荷の少ないイ草に近い植物のシーグラスを使い、表面が滑らかで軽いかご。
手編みしているので一つひとつ表情が異なり、天然素材のやさしい香りとなめらかな肌触りがあります。

袋ジュートのイメージ

ジュート

植物繊維(ジュート)100%で作った収納袋。
使わないときはコンパクトにたたんで収納できます。

バスケットマニラ麻アバカ・バクバク・ルピスのイメージ

バスケットマニラ麻アバカ・バクバク・ルピス

マニラ麻1本を無駄なく使いきった収納用品。
マニラ麻から部位によって表情が異なるアバカ材、ルピス材、バクバク材をそれぞれバスケットに使用しています。

3つのわけ

ものづくりの基本となる考え方

無印良品のものづくりの基本となる考え方は、1980年のブランド創生以来変わっていません。
地球環境や生産者に配慮した素材を選び、すべての工程において無駄を省き、
本当に必要なものを本当に必要なかたちでお客様に提供することを目指した、実質本位のものづくりです。

1|素材の選択
おいしくて健康にも役立つ食品、着心地よく身体になじむ衣服、使い勝手を第一に考えた生活雑貨など、ふだん見過ごしがちな基本のものづくりのために素材を見直します。品質は変わらないのに見栄えのためだけに捨てられているもの、業務用の素材、世界中から見つけた原材料や、安価で大量に確保できる旬のものなどを活かして、低価格で質の良い商品を提供します。
2|工程の点検
ひとつの商品ができるまでのプロセスを徹底的に点検します。例えば、選り分けたり、大きさを揃える手間をなくし、規格外のサイズやかたちが理由で捨てられていたものも商品にします。不揃いのままだったり、つや出しせずに仕上げたり、商品本来の質に関係のないムダな作業を省いて必要な工程だけを活かしています。
素材をムダなく活かし、コストダウンにもなる、実質本位のものづくりです。
3|包装の簡略化
無印良品のすべての商品は、誕生以来、成り立ちのわけが印刷されているパッケージかタグがついているだけで店頭に並んでいます。包装が必要なものは、まとめて一括包装にしたり、共通容器に入れるなど、過剰な包装をしていません。
地球の資源をムダにせず、ごみを減らす取り組みを続けています。