なぜ天然素材「竹」を
使用するのか

伐採された竹は、強靭かつしなやかな材質から幅広く活用され、人々の暮らしを支えてきました。中でも中国では、切る、割る、曲げる、編む、組み立てるといった加工技術がひときわ発展し、この地に根付いた素材と知恵により、無印良品の竹材家具や編みかごは生まれました。
持続可能な商品として生まれ変わることで、必要な時に必要な分を追加することもでき、天然素材ならではの経年変化などを感じながら永くお使いいただけます。

一方で、非常に早く生長し、根元から切ってもわずか3~5年で元の高さまで戻るほど生命力が強い素材でもあります。放っておくと繁殖しすぎてしまい、竹林と周辺の環境を悪化させてしまうため、適度な間引きが必要だと言われています。
ただ竹を伐採するのではなく、周辺環境を維持できる分を適切に管理し、捨てられるはずの竹が商品として生まれ変わることで、新たな価値を見出します。