本長のある山形県鶴岡市は日本で唯一「ユネスコ食文化創造都市」に認定されています。その大きな要因は数多くの在来種が現存していること。本長は創業以来この在来野菜を使い続けています。
海と山に囲まれた山形県鶴岡で、酒造りの地としても長い歴史を誇ってきた大山地区。高館山に抱かれた「上池」「下池」には毎年多くの水鳥が訪れます。この美しい自然の中で在来野菜は育てられています。
漬物蔵では今でも、200年前(寛政年間)の木樽を大事に使い続けています。銘醸地、庄内の酒粕で丹念に何度も漬け換える製法で粕漬を仕上げています。