生産者の思いや考えが農場から食卓まで届くように、原料栽培から商品開発、販売までを一貫して行っています。生産者の顔の見える食べものづくりを通じて、有機農業の魅力を伝えたいと考えます。
金沢大地は、環境や生き物になるべく負荷をかけず、ゆっくりと土を育てながら、未来につながる大豆づくりをしています。金沢大地の有機大豆は、父の代から続く土づくりの賜物です。堆肥も、自分たちでつくっています。
毎年、収穫が終わった冬の間に自家製堆肥を鋤きこみます。栽培期間中は、化学肥料はもちろん、有機肥料も与えません。そうすることで、大豆は豊かな土のチカラを糧に、力強い甘みと旨みを凝縮した大豆に育ちます。
金沢大地の有機大麦は、大粒で緻密な粒ぞろい。だからムラなく均一に焙煎でき、ふくよかな味の麦茶がうまれます。手軽な水出しでも、大麦の甘みや旨み、香ばしさを楽しめます。もちろん、煮出すと、さらに豊かな風味に。
金沢では、日本の伝統的な甘味料「米飴」・「水飴」を「じろ飴」と呼び、砂糖の普及前から、庶民の甘味料として愛されてきました。「じろ」は、方言で「やわらかい」を意味する「じるい」が語源といわれます。
原料は自家農場で育てた米と有機大麦のみ。自ら種を蒔いた大麦を発芽させ、良質な自家製生麦芽(モルツ)でつくります。栄養価の高い「じろ飴」は、小さなお子さんも安心してお召し上がりいただけます。