きりたんぽは昔からこの地域の年中行事で、新米が取れたら各々の家で手づくりして食べていました。
炊きたてのお米をすり潰し、1つ120g程度の団子状にしていきます。そこから1つ1つ手作業で秋田杉の棒に巻きつけていきます。
コンベアで1列に並べられたきりたんぽたちはゆっくりと家の形のようなトンネルの中に入っていき焼かれ、一周してこんがりと綺麗な焼き目がついてトンネルから出てきます。
「うちの手づくりのきりたんぽは何と言っても肉厚で煮くずれしないのが特徴なんです」。しっかりもっちりしたきりたんぽの食感に味が染み込んでいました。鍋の具材も秋田県内あちこちから届けられます。(ごぼうは青森から)