自然栽培で育った、野性味あふれる高知のしょうが

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諸国良品

2019/10/18

日本一のしょうがの産地、高知県。もともと熱帯のアジア原産のしょうがは、雨が多く日照時間の長い高知県の気候に合っているといわれています。そんな高知県で、農薬や化学肥料を使わない自然栽培で育てられたしょうが。野性味あふれる滋味深い味わいをお届けします。

高知県南西部、黒潮町。さんさんと降り注ぐ太陽のもとに、「グリーンホッパー吉田農園」はあります。「家族が食べるものを、自分の手で育てたい」という想いから、300坪の土地を借りて家庭菜園からスタートした吉田さんは、自然農法グループとの出会いを経て、現在の自然農法によるしょうが栽培を始めました。

ひとたび病害が発生すれば、畑全体に広がってしまうというデリケートなしょうが。自然農法は難しいといわれるなか、吉田さんは仲間から種しょうがを譲り受け、農薬・化学肥料を使わない自然栽培を追求。刈り草や落ち葉などをしょうがの根元に敷き詰め、植物性の有機物のみ使用するなど徹底しています。

口当たりが柔らかく、甘酢漬けや天ぷらなどにして楽しめる新生姜の収穫は、秋の短い間だけ。それ以降に収穫されるしょうがは、山の斜面に掘った「壕(ごう)」と呼ばれる横穴で保管されます。これも乾燥に弱い生姜を、湿度・温度が一定の自然環境で保つための、グリーンホッパー吉田さんならではの貯蔵法です。

そんな風にして栽培され、保たれてきた吉田さんのしょうがは、驚くほど野性味にあふれています。ピリリとした辛さはもちろんのこと、噛めば噛むほど滋味深い味わいが口いっぱいに広がります。生姜焼きにしてもよし、薬味にしてもよし、ジンジャーシロップにしてもよし。さまざまな使い方に胸躍らされるしょうがです。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 グリーンホッパー吉田農園

    生産者名 グリーンホッパー吉田農園 詳細

    高知県、黒潮町で農薬・化学肥料を使わずに、自然農法で生姜を栽培する農家。バッタがぴょんぴょんと飛び跳ねられるぐらい、豊かな生態系のなかで農業を営みたいと「グリーンホッパー」と命名。まじりっ気なしの自然のチカラで、力強い生姜を栽培しています。

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