日本の環境首都・水俣で作った「みかんジュース」

キービジュアル画像:日本の環境首都・水俣で作った「みかんジュース」

諸国良品

2016/07/15

エコネットみなまたは40年近くに渡り、農薬や化学肥料を使わないミカンを育て、加工品作りに取り組んできました。私たちは、一度環境破壊を起こせば人や自然は容易に元の姿に戻れないことを過去の経験から学びました。未来につながる暮らしかたを提案し、水俣ならでは品質で安心・安全をお届けいたします。規格外みかんをジュースとして活用。生産者から規格外みかんを少しでも多く買いとることで生産者の収入安定、後継者育成、さらに有機農業の拡がりに繋がることを願っています。

農薬、化学肥料を使用しない甘夏みかん栽培を始めて40年が経とうとしています。自身が水銀で犯され、毒や薬の恐ろしさを知っていた水俣病患者のみかん生産者が始めました。

1年かけて「自然と生産者」が作り出す、みかんの美味しさをジュースにしたい。大事に育てたみかんを最後の1玉まで大切に使いたいと、1玉1玉丁寧に搾っています。果実のみを搾った自然のままの美味しさです。

シトラスマスターという外皮の苦味が入らない機械で1玉ずつ絞っています。防腐剤など一切使用していない100%みかんジュースです。そして残った外皮はオイルを絞り、手作りの石鹸に活用しています。

味は3種類。水俣で一番作付けの多い「あまなつ」はさっぱりとした甘さ、近年人気の「しらぬい」は甘みが強く、不動の人気「うんしゅう」は甘みと酸味のバランスがよい。それぞれの特徴を味わえます。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 エコネットみなまた

    生産者名 エコネットみなまた 詳細

    1979年に結成され、現在の生産者会員は40世帯。結成当初より水俣病事件の教訓を踏まえて、「反農薬」「有機栽培」「自主販売」を柱に甘夏をはじめとする柑橘類・野菜などの出荷を行ってきました。これからも、水俣産のみかんを通して全国各地の生活者との関係を深め、無農薬農産物の産地直送の域を越え、私達自らの生活を直接見なおすきっかけとなればと考えています。