茹でて美味しい千葉県館山産落花生

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諸国良品

2018/10/29

千葉県は落花生の生産量全国1位を誇る一大生産地。期限は明治時代に遡りますが、その間昭和28年に生まれた「千葉半立」など、人気の品種が登場しました。そして平成19年、落花生の歴史に新たな1ページを刻んだ品種が「おおまさり」。一般品種の約2倍ほどの大きさがあり、茹でて食べるのに適した落花生です。館山市でも多くの落花生が生産されていますが、房州人の食べ方は「茹で豆」が定番。この食べ方とともにご紹介します。

海に囲まれた千葉県房総半島は落花生に適した砂地が多く、全国で唯一の落花生を研究する機関「千葉県農林総合研究センター」が数々の品種を開発してきた背景もあり、国内70%以上もの落花生が生産されています。

ここ館山市でも落花生は秋の風物詩として昔から親しまれてきた農産物ですが、そんな生産地ならではの食べ方が「茹で豆落花生」。収穫した生の落花生をそのまま塩を加えて茹でて食べるシンプルな方法です。

鍋にお好みの量の落花生をいれ、落花生が浸かるぐらいまで水を足します。落花生1kgにつき50g程度の塩をまぶして、40~50分(圧力鍋だと10分)茹でれば完成です。皮をむいてお召し上がりください。

落花生といえば「煎り豆」はポリポリした食感で、少し焦げた味が印象的ですが、「茹で豆」は柔らかく甘みが包まれてジューシーな味わい。茹でたてであれば、なおホクホクとして秋の夕涼みにぴったりです。

これまで保存に優れた煎り豆落花生が一般的でしたが、近年流通網の発達や産直市場が増えたことで、茹で豆落花生を楽しむ方も増えてきました。お届け後一度茹でて冷凍すれば年中食べることもできます。

数ある品種のうち、今回の出品は落花生一番人気の「千葉半立」と茹で豆落花生に適した品種「おおまさり」。それぞれに個性のある味なので、ぜひこの機会に旬ならではの食べ方でお楽しみください。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 スズキアグリ 鈴木厚子さん

    生産者名 スズキアグリ 鈴木厚子さん 詳細

    鈴木さんは、館山市にて農家民泊「スズキアグリ」を営みグリーンツーリズムを推進する南房総地域のオピニオンリーダー。年間約50品目の農産物を栽培し、味噌や漬けものの加工品から果物を使ったジャムやスイーツの製造まで全て1人でこなします。そんな鈴木さんのもとには小さい頃農業体験をしたことがきっかけで農家を目指す学生も最近ちらほら訪れるとか。南房総で農的生活を実践し伝承する第一人者です。